「静」の中に「動」をみる
描くのも見るのも大好きな「絵」
モネ 作 「ルーアン大聖堂」は
心を掴まれる作品の1つ
連作になっている 全33作品のうち
発表されてるのは20作品ほどだそうです
日本では 箱根のポーラ美術館で所蔵されてる
1作品を 見ることができます(写真がそれ)
大聖堂向かいの建物の2階に部屋を借りて
夜明け直後から日没直後までの様々な
時間、異なる天候のもとで描きだしています
100.4×65.4 cm なので小ぶりなサイズ
ぱっと見ボヤけてるように見えるから
ピントがあう距離間をさぐりたくなったりする。いつもかなり長く見入ってしまう作品
グッと心を掴まれたようにその場から離れられなくなってしまう
描かれた世界へと誘われ、そこの空気の感じや人が行き交う時の匂いや街の音が聞こえてくる。目には見えないものに包まれる時間
深いところに響く。自分の何かとリンクする。そんな感じ
描かれたのは1892年。100年以上昔に描かれた絵。こんな風に描けるなんて本当に素敵!
「生」で見ると描いた人が当時作品に費やしエネルギーを立体的に肌で感じられる気がする