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『三谷幸喜 創作を語る』を使う

こんにちは、本使いです!

今回使うのは『三谷幸喜 創作を語る』です。

1 読んだら役に立つと思われる人

・創作のヒントが欲しい人

・三谷作品の裏話が聞きたい人

・三谷さんに興味のある人


2 この本の個人的に良かったところ3点

①自分の好きなことと世間的にヒットしそうの割合について考えたこと

②制約があるからこそ面白い物語が生まれると思えたこと

③物語の登場人物ごとのその時の行動を考えることの大切さを感じれたこと


3 読んだきっかけ

この本を読んだきっかけは、

TBSラジオのアト6で宇多丸さんが三谷さんの本の話をしていたので、

三谷さんてどんな考え方をするんだろうと思って読んでみることにしました。


4 本を使っての変化

この本を使って大きな変化が3つありました。


まず、1つ目は、

創作における自分が楽しい度の割合との向き合いのスタンスです。


こうしたら世間的にヒットしそうという視点も商業的に大切だと思います。


しかし、そういう制約をとっぱらって自分が楽しいものを書くことが、

大切な体験になのだと感じました。


その経験は自分自身を知る経験にもなるし、

そのできあがった作品への反応はどれだけの人に伝わるものかを

知る1つの目安にもなると思いました。


はじめは知名度がないのですから、

まずは自分の自己紹介の名刺代わりに

自分が好きなものをたくさん書いて触れてもらえる

きっかけを作ることが大切だと思いました。


2つ目は、

制約が物語を面白くすると思えたことです。


ドラマ『振り返れば奴がいる』のラストシーンのエピソードで、

三谷さんは織田裕二さん演じる医者の司馬が病院辞めて去るだけの脚本だったが、

織田さんから提案で通り魔に刺されて死ぬがあり、

通り魔ではなく司馬に病院を辞めさせられた西村正彦さん演じる同僚医者に

三谷さん案に変更されたそうです。


この本を読んでみると三谷さんは他の人から制約を出されて、

三谷さんにそれを何とか脚本にすることを楽しんでいるように感じられました。


それを考えると漫画家と編集者の関係は、

漫画家が描きたいことを書き続けることに意見の提案などをして

制約を加えることで面白さを生み出しているように思いました。


制約を取り入れて物語を作るのならと、

別の視点を加えることによって物語をより深くしていく、

それを繰り返し続けることが新しい物語へのヒントになるような気がしました。



最後の3つ目は、

登場人物それそれの行動を考えることにしよう思えたことです。


物語をただ早く書こうとするのであれば、

主要登場人物から見える範囲を考えればよいのかもしれません。


しかし、物語や人物に深みを出したいなら、

その人物の行動パターンや考え方をしっかりしておく必要があると感じました。


少なくとも作者がどうしてその人がそこに現れたのか?

を説明できなければと思いました。


偶然あったとしても少なく生活圏が近い、

趣味が同じ、好きな食べ物が一緒など共通点を見つけておこうと思いました。


こう考えていくと

その場面になって必要な人物を考えるよりは

自分なりにあらかじめ沢山の人を考えておいて、

この物語に相応しい人を選んで物語に登場させように

自分の中での登場人物を増やしていこうと思いました。



5 おわりに

いかがでしたでしょうか?

気になった方は

三谷幸喜 創作を語る』を使ってみてはいかがでしょうか?


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