『魔導具師ダリヤはうつむかない ~今日から自由な職人ライフ~』を使う
こんにちは、本使いです!
今回使うのは『魔導具師ダリヤはうつむかない ~今日から自由な職人ライフ~』です。
1 読んだら楽しめると思われる人
・異世界転生もの小説が好きな人
・恋愛奥手同士のなかなか進まない関係を見守ってを楽しめる人
・1つのことに集中するあまり他がポンコツな主人公が好きな人
2 この本の個人的に良かったところ3点
①小説を再び読み始めるきっかけになったこと
②アニメと漫画と小説の関係を考えるきっかけになったこと
③小説の特徴について考えるきっかけになったこと
3 読んだきっかけ
この本を読んだきっかけは、
もともと漫画を読んでいてアニメを見始めたら、
漫画の先のストーリーが知りたくなり小説を読んでみることにしました。
4 本を使っての変化
この本を使って変化したことが3つあります。
1つ目は、小説を読むようになったことです。
アニメきっかけで漫画を読むことはよくありましたが、
小説の原作があるのを知っていても読むことはほとんどありませんでした。
今回この小説を読んでみて、
「ああ、小説読めるんだ」と気づいたのは自分の世界が広がったように思いました。
2つ目は、
アニメと漫画と小説の関係が自分なりに整理されたことです。
仮に小説が外国の論文だとすると個人的には
・原文 ・・・ 小説
・翻訳版 ・・・ 漫画
・動画解説 ・・・ アニメ
という感覚になりました。
小説は原文なので、情報量が一番多いが自分の頭の中で、
映像をつくるのに慣れていない人にとっては読みにくいと感じることがある。
漫画は翻訳版なので、画があるので映像を想像しやすく、
小説より頭を負荷が下がるので読みやすい。
アニメは動画解説なので、自分で考えるというよりは、
能動的に自分から理解しに行くというよりは、
受動的に動画の内容を受け取るもののように感じた。
それぞれの利点を考えるなら、
小説
絵がない分、地の文で登場人物達の感情などが言葉で表現されているのである意味わかりやすい。
文字だけで話を進めていけるので、作品数が多く、漫画に比べると1冊に入る物語数が多い。
わからない単語などを調べながら自分の頭の中で想像して楽しめる。
漫画
画があるので気軽に読め、1冊30-60分で読み終わる。
気になるところがあったら読み返ししやすい。
アニメ
作れる作品に限りがあるので、アニメである時点である程度のクォリティがある可能性が高い。
動画が始まったら、自動で話が進むので世界観に入りやすい。
漫画やアニメを見てから小説を読むのは、
漫画やアニメの世界観を取り込むことで、
小説を頭の中で画に変換する助けになるように感じました。
最後の3つ目は、
小説の特徴について改めて考えるようになったことです。
今回小説を読んでみて、
人と人との関係性が中心に描かれるのが小説の特徴であるように感じました。
アクションバトルなどが動きが中心になるのなら、
漫画やアニメの方がわかりやすく小説で動きが長く続くと
人の位置や動きがイメージと合っているのかが
気になって世界に入っていけない感がありました。
小説の地の文による感情や思考の表現から、
逆にどんな表情なのか、どんな人物なのかを自分の中で組み上げていく。
そうした作品とのやりとりの中で自分なりの世界を創ることが、
小説の楽しみ方なのだと改めて思いました。
5 おわりに
いかがでしたでしょうか?
気になった方は
『魔導具師ダリヤはうつむかない ~今日から自由な職人ライフ~』を使ってみてはいかがでしょうか?