『Androidアプリ開発 74のアンチパターン』を使う
こんにちは、本使いです!
今回使うのは『Androidアプリ開発 74のアンチパターン』です。
1 読んだら役に立つと思われる人
・本に書かれたものを参考にしてなんとなくAndroidの簡単なアプリを作れる人
・ActivityとFragmentの使い分けが曖昧な人
・データの保存方法(ファイル操作やデータベースなど)を見直したい人
2 この本の個人的に良かったところ3点
①なんとなく作っていた入門書のアプリのコードの意味がよりはっきりしたこと
②ActivityとFragmentが自分の中で整理されたこと
③ファイル操作やデータベースはActivityのメソッドとして定義するものだとわかったこと
3 読んだきっかけ
この本を読んだきっかけは、
この本の前に別の入門書などでアプリを作ってから自分のオリジナルアプリを作っていました。
入門書の内容を切り貼りして基本的な動くものはできたのですが、
機能を追加していくとうまくいかず煮詰まっていました。
そこで、アンチパターン(悪い例)を知ることでより理解をしっかりしようと思って使ってみました。
4 本を使っての変化
本を使って変化した3つのことが3つあります。
まず、1つ目は、
ActivityとFragmentの関係は、
Activityの上に画面パーツとしてFragmentが乗っているイメージになりました。
Activityだけで画面を表示することはあるがFragmentだけで画面を表示することはなく
Activityの動きによってFragmentが配置されて画面が表示されるイメージがより明確になりスッキリしました。
2つ目は、
Activityがファイルやデータベースの操作をすることがはっきりしたことです。
自分オリジナルのアプリを作っていて、
Fragmentの画面のプログラムにファイルやデータベースの操作のメソッドを作ろうとして
引数に渡すActivityはどこからもってくるんだ?困っていました。
Activityにメソッドを作っておいて、
Fragmentはただそれを呼び出せばいいと気付いた時には、
Activityは処理担当、Fragmentは画面表示担当と考えれば
データの処理をするのはActivityなのはものすごく腑に落ちました。
(Fragmentは基本Activityからもらったデータを画面に表示するイメージ)
3つめは、
すでに出来上がっているものをそのまま作ると動くものを作れるが、
それは自分ができるとは違うということ。
他のことでもこれと同じようなことがいえると思います。
例えば、既に手順の確定している仕事を引き継いでそのまましていれば、
手順として確立した1つの仕事としてはできると思います。
しかし、そこで手順の中の工程を変える必要が出てきた時に
変わる工程の意味を理解していないとさあ大変です。
手順を変える必要になった原因が手順の中で使っていたデータがシステムから出なくなったとしましょう。
このデータは何だったのかを理解していれば、
そのデータを作るのに必要なデータを集めてそのデータを自作して以前と同じデータを作ることも可能です。
それ以外にもシステムからデータが出なったのなら
それは実は必要のなくなったデータなのでは?ということもあり得ます。
出力されなくなったデータで作れなくなった箇所を省いた最終的なデータ
で他の仕事に影響がないことを確認して完了になる場合もあります。
何を言いたいのかというと
既に出来上がっているものをそのまま真似ることはスタートで
そこからそれを構成しているものを理解することでカスタマイズが可能になり、
それが自分のものになっていくのだと改めて感じました。
5 おわりに
いかがでしたでしょうか?
気になった方は
『Androidアプリ開発 74のアンチパターン』を使ってみてはいかがでしょうか?