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【選んで無職日記104】ちょいチャラめの眉毛を希望している
2024/10/30
前職の先輩たちと焼肉ランチをした。三か月ぶりに会うけれど、以前と変わらない会話で良かった。皆元気にしているらしい。私が会社を辞めても、会社も、部署も、ちゃんと回るのだ。自分がいた時には誰もそうは思わないのに。
会社員を経験して、会社員である自分に責任を持ち過ぎていたような気がする。しかもそれは勝手な責任で、誰もそんなに期待してないのに、自分がやらなきゃ!みたいな正義感で仕事をしていたから、こうやってパンとはじけて急に辞めちゃうのだ。一社目でもそうだった。自分のものではない場所で、”自分のもの”にしようとしていた。
先輩たちと別れ書店に行き、欲しかった本を二冊買い、まつ毛パーマ屋さんに向かう。鬼ギャルのお姉さんがとっても綺麗にまつ毛を巻いてくれるので嬉しい。最後に手鏡で確認するとき、毎回まつパのクオリティの高さに惚れ惚れする。仕事の出来るギャルは国宝である。
その後近くのカフェで勉強していると、隣に銀行員と思われる若い女の子二人がやってきてボロネーゼを食べていた。ずっとお互いの義母の話をしていて会話が止まらない様子で、『架空OL日記』やんと思って話に聞き入ってしまう。バカリズムがいたら完璧だ。
その後、急遽予約した眉毛サロンに行った。初めて対応してくれた女の子で、施術自体は丁寧だったがもう一回り細くして欲しかった。手鏡を渡されて、「お直ししたいところはありますか?」と聞かれたのだが、私はこういう時にはっきりと言えないタイプだ。
サロンを出て携帯の内カメで確認して、あ~もう少し細くしてほしいな~と思いながら、もういっかとも思う。
次回からは、前やってくれた人を指名しないとだめだな。誰でもいいと思って行った自分も悪い。
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