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早稲田どらま館企画『えんげきの”え”』の「観察」をやることになりました。

 こんにちわ。
 The end of company ジエン社という劇団を主宰している、山本健介です。

 このたび、早稲田どらま館の企画『えんげきの”え”』という企画で使われる、15分くらいの演劇の脚本を担当することになりました。

 それで、それを使って8月1日から4日まで、参加していただいた方々が、稽古をし、8/4日が上演の発表になります。14時から、早稲田どらま館で上演発表になります。関係者じゃなくてもご覧になれます。詳細は下記のリンクをご覧ください。

 わあ、ステージナタリーも記事に! ありがたいなあ。

 で、脚本自体は7月7日くらいには書き上げておりまして、もう仕事は終りかなあ、と思っていたら、「観察」という役割を貰いました。

 下記リンクで、戯曲が公開されています。

 今回の企画は、
「15分くらいの短い脚本を、」
「3チーム、同時に、同じ演目を稽古し、」
「最終日、3チームが上演する、というプロセスを経て、」
「同じ立場の人が3人出現する、という事態から、
・『同じ条件だと、演劇の稽古でどんな事が共通で起きたのか』
・『各々、どういうプロセスを経て上演に至ったのか』
 を、同じ役の人や同じ立場の人同士が、発表上演後に話し合ったり、味わう」

 みたいなことを、参加者も見ていただく方も、楽しんでいただく、みたいなことをやるみたいです。

 で、「観察」という事なのですが、
「脚本を担当したけど稽古そのものには帯同しないという立場の私が、各チームで、稽古で1日ずつ、どんなことをトライしていたのか、何をしていたのか」を見て、その見聞録を書くことになりました。毎日。

 これ、演劇の稽古って、ブラックボックスになりやすいというか、普通、参加者以外、何をしているのかって、よく分からないと思うのですね。

 とはいえ、僕がこう……各々やっている稽古場に「どもー、脚本を書いた山本ですー、観察ですー見させてください―」みたいな感じでやってくると、となりの晩御飯じゃないんだから、いやだよ、そんなヨネスケ。
 逆の立場だったら、僕、今40歳くらいなので、60歳くらいの、先輩劇作家が「どもー」って稽古場にやってきたらそれは……嫌だ。

 なので、私は今回、どらま館に「ただ、居て」、ぼんやり居ます。
 パソコンを持ち込みながら、ただ、居ます。どらま館の端っこに、運営のチームのブースがあるので、そこに紛れ込んで、ただ居ます。
 で、見ます。観察します。

 どらま館で稽古するチームを中心にはなりますが、稽古を見、さらに今回の企画は毎日最後に簡易な「発表」があるので、それらをただ居て眺めながら「稽古場でこんなことをしているのだなあ」みたいな事を、見て、書いて、翌日くらいにnote記事に公開します。

 それらは4日目の上演発表と振り返り報告会で、見に来ていただいた方々の参考になるような、もっといえば、見に来れなかった人にとっても、見た気になれるような、アーカイブになればいいなあと思いながら、いろいろあれします。

 どうぞご期待いただくとともに、8月4日、ぜひご来場いただいてご覧いただけたら。

 催しが終わった後にも、会場で簡易打ち上げ的なものもあるらしいので、「今、早稲田で演劇に関わる何かしたいと思っている人」とお話もできたりしますよ。
 野心的な人を探したい、接してみたいという人がいらしたら、おすすめです。

 そんなこんなで、どうぞよろしくお願いいたします。

追記

 それで、観察を書きました↓
1日目

2日目

3日目


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