小規模演劇試上演『別人カフェ』の、研究会③をさらにやるんだの会
『別人カフェ』という演劇の企画を思いつきまして、実は準備を手探りでしています。
前回、前々回とこの企画の研究会をやりまして、「あー何か始まろうとしていて楽しいなあ」と思いつつ、また10月の中頃に試演上演の動きもあって、来てくれた人に出演をお願いしたり、また脚本を読みながら個人の体験とか、取材のような感じでよもやま話をしたのがとても面白かったのです。
で、また研究会をやらせてほしいので、やらせてください。近々では人を集めてオープン目にやる会は9月では最後になるかもです。
〇『別人カフェ』とは、一言で言うとどんな企画か
カフェの席にいる一人の観客を、「別人」だと見立て、俳優が話しかける形式の少人数・小規模演劇の企画です。
前回使ったテキストはこんな感じでした。
https://docs.google.com/document/d/1-0A9zYOGbn6WMy2mEx7qrzxcDqU3CpCcmpzadNIszU8/edit?usp=sharing
〇『別人カフェ』とは、詳しく言うとどんな企画か
劇の、ミニマム版のようなものはできないのかと思い企画しました。
たとえば、机に相対して、一人の俳優が短い時間、観客の目の前で、話しかけるように上演する形式とかはどうかなあ、と言う感じです。
上演時間は5分から、20分くらいになるのかも。
会場は、飲食店をそのまま貸切って使えるような場所、いや、もう、机一つと、観客席となる椅子一つあれば、できるようなものに。
1対1、のような雰囲気の中で「私にだけ話されている、演技されている」という演劇体験は面白いんじゃないかな、と今の所思っています。
ただ、観客の方が素でいるとつらいかもなので、観客は「別人」、つまり、私ではない誰かだと思って、座ってもらいます。
別に、反応したり、応えたりする必要はなく、いつもの観客席だと思いつつ、机を挟んだ向こう側に、俳優が、人が、ただ居て、あなたを、別人だと思って延々話しかけてくれる。そんな感じの内容になるのかなと思っています。
〇『別人カフェ』の研究会は、何をする予定か
と、このしつらえで、どんな上演になるのか。
参加いただいた人たちの中で、ゲーム感覚で「別人だと思って話しかける」を試してみたり、お互いに観客役をやってもらって、観客として「つらくないか」「反応してしまいたくないか」「つらくないか」「つらくないか」などをやって見たり、話してみたり、ぼんやりしてみる感じです。
ワークショップというほどのキビキビとした感じではないです。
ただ、何か演技というか、テキストを読んでみるなどはやって見てほしいなあと思います。
あと、取材というか。脚本を肴に「学校生活とかで覚えている事は何かありますか?」とか、聞いたり、聞いたことをその場で演じてみたり、話したりします。
一応、脚本や、指示書、構成案、等は、作成していくつもりですが、来ていただいた方からアイデアを貰いつつ、こういう形式の演劇は可能か、ゆらりとトライしてみるつもりです。
途中入退場可能です。演劇経験の有無は問いません。ぜひ、ご見学や、場を共有するだけでもぜひ……お願いします。
〇前回、前々回、どんな気づきを得たか
・男性(僕)が、隣の席で観客役の人に、狂ったり怒気をはらんだ動きをすると怖い
・「舞台」という距離感は実はそれだけですごい「舞台装置」だった
・エピソードトークは「エピソード」が主役になる。一人芝居の語りは「気登場人物の実感」が主になる。この、人がここにいる実感、を、すぐ近くで、ちゃんとやる、みたいなのがやりたい。
・「怖い人」から演者をどう守るのか。ルールの明文化の必要性。
・「安心感」とはどう生まれるのか。
・言葉の方向が少し違うだけで、すぐ隣に居たとしてもセリフや演技を聞きづらい、受信しづらい。こんなに向きって影響するんだなあ。
〇試演会参加者も募集
それで、10月の第二週に、とある会場で試演会ができる機会がいただけたのもあり、もしよければ出演をしてもいいという人も探しています。
よければ、上記参加フォームからご応募いただけたらと思います。
詳細についての諸条件などは、研究会の時にお伝えできればと思います……どうぞよろしくお願いいたします。
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