『ただ居る。』をやります。毎週水曜日
わたくし、山本健介が6月から毎週水曜日、13時から17時まで、北千住のアートスペースであるBUOYの2Fのカフェにただ居ます。
ただ居ながら、「ただ居る人をもっとここに増やすには、どうしたらいいか」を考えながら、パソコンを持ち込んで仕事をしていたり、趣味の占いグッズを持っていって頼まれたら占いなどしたり(一回500円)、その場でブログ(これのこと)を更新したり、作りかけているボードゲームのテストプレイの研究をする予定です。
「ただ居る」人をもっと増やして、ただ居る空間が、家以外にもある、みたいになればいいのですが、どうすればいいか。
平日昼間ですし、もちろん、ただ居るだけなので、だから何をするわけでもないのですが、とりあえず僕が、「あ、居れるなあ」と思えたら、ただ居る人々を増やしたい。
たとえば、日中暇な作家、暇な演出家、暇な俳優たちが、BUoYのカフェに常に「ただ居る」ようになったら、どうなるんだろう。そうすると、「ただ居るクリエーションしたい人達」に会いに、平日昼、どこにも所属のない人がやってくるんじゃないだろうか。
かつては「このバーにくると作家の誰それに会える」なんてことが普通にあったらしい。それがどういう訳かいつの間にか消えているのはなんでだろうか。家の居心地がいいのか。それとも、今、人は、ただそこにいれないのだろうか。バイトが忙しいのだろうか。生活費を稼がずに、ただそこにいるのは不可能なのかどうか。
「ここにくると、誰かいて、話してもいいし話さなくてもいい」みたいなのはできないかどうか、ただ居る事で試してみたいです。
どうぞよろしくお願いします。