イクイノックス、ドウデュースをはるかに凌ぐ、日本競馬史上最高の天才
さて、表題の通り、日本競馬史上最高の天才は誰なのか。
今回は私の思う日本競馬史上最高の天才ホースを取り上げたいと思います。
「天才」とはなにか。
基本的に、
短いキャリアでのG1制覇と無敗であること。
これが「天才」と呼ばれる馬の特徴です。
例えば、フサイチコンコルドやダンスインザムード。トウカイテイオーやディープインパクトはその最たる例かなと思います。
イクイノックスはキムテツさんの発言でなぜか「天才」と呼ばれるようになったので当てはまりませんが、ドウデュースは天才に入りますかね。
他に最近だとレイパパレやジャスティンミラノ、我らがサリオスやコントレイルなんかもそうですよね。
ジャスティンミラノは3戦3勝で皐月賞制覇。
フサイチコンコルドなんて3戦目でダービー制覇ですよ。すごいですよね。
でも、私はもっと上がいると思っています。
その馬は、
現3歳の5月にデビュー。ダービーの僅か3週間前です。これが新馬戦。騎手は見習い騎手。
そして、新馬戦を勝ち、中一週の二戦目はマイルで同期の桜花賞馬を大差突き放します。
そこから連闘で三戦目のダービーへ向かい、出遅れながらレコード、6馬身差の圧勝。そして、当時の馬場で33秒台の上がりを使っていたと言われます。
これがなんとデビューして21日後。どういうこと…
生涯戦績11戦11勝。
このあたりでもうお分かりでしょうか。
そう、クリフジですね。
オークスは10馬身差、菊花賞では翌年に天皇賞春を制すヒロサクラを史上最大着差の「大差」突き放し、
ダービー、オークス、菊花賞というクラシック変則三冠を達成したこの馬。
もう一度まとめておきましょうか。
11戦11勝。
デビューは3歳5月。
騎手は二十歳の見習い騎手。
新馬から中一週の2戦目で桜花賞馬にマイルで大差勝ち。
連闘3戦目で出遅れレコード六馬身でダービー制覇。
当時の馬場で上がり33秒台。
オークス10馬身差。
3歳秋には63㎏を背負い古馬相手に10馬身差の圧勝し、連闘で62.5㎏を背負って古馬相手に10馬身差の圧勝。
そこから中一週の菊花賞は翌年の春天覇者相手に大差勝ち。
うん。
これ以上の「天才」を私は知りません。
母としても二冠牝馬ヤマイチを送り出しました。
こんな馬を生きている間に一度でいいから生で見てみたい。
この記事が気に入ったらチップで応援してみませんか?