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【競馬の新常識】「最強馬論争」~そもそも最強って何?~#3

割引あり

こんばんは。久しぶりに【競馬の新常識】のコーナーです。

皆さん

最強馬論争

というのはご存じでしょうかね。

「一番強いのはオルフェーヴルだ!」「いやお前は何も分かってない、テイエムオペラオーだ」「にわかすぎる。シンボリルドルフだろ」「ディープインパクトに決まってる」「アーモンドアイ一択」

みたいな。

まるで自分が全てをわかっているような口ぶりが散見されるのがこの「最強馬論争」。
でも、冷静に考えてみてください。

「最強」
「強い」
の意味理解できてますか?

前提として、そもそも議論をしている根幹である「最強」や「強い」を言語化して説明できる人はいったい何人いるんでしょう。
そして…

それらを共有したうえで話し合えてますか?

ってこと。
「一番強い馬はどの馬か」という議題なのにその「一番○○」の○○が人によって違ったら本末転倒。

「一番赤い果物はリンゴだ!」「いや一番黄色いのはバナナだろ!」「何言ってるんだキウイが一番緑に決まってる!」
っていう、支離滅裂なことになっていませんか?少なくとも私は、この状態のものをよく目にします。

ということで今回は題名の通り

まず「最強」って何か考えよう

です。

ここから本題。

「最強」って何なんでしょう。
少し抽象的だと思うので、アプローチを変えましょう。
どういう馬が「最強」馬と呼ばれるのか。というのを見ていきましょうか。
よく「最強馬」、特に「史上最強馬」として名前が挙げられる馬と言えば…

・ディープインパクト
・シンボリルドルフ
・オルフェーヴル
・アーモンドアイ
・テイエムオペラオー
・クリフジ
・ナリタブライアン
・タケシバオー

大体メインはこのあたりでしょうか。
シンザンやサイレンススズカ、イクイノックスなども一部でいわれることもありますね。
まま、他にも挙げだすときりがないのでこの辺にしときましょう。

ではこれらの馬がどうして最強馬と呼ばれているのか、考えてみましょう。

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2,035字

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