【ヤングケアラー】国が打ち出した4つの支援策って?#1
つい先日、ヤングケアラーについて記事を書いたところ、たくさんの方に見て頂くことができました。それで、国として具体的にはどんな対策を打ち出しているのか気になったので、今回は続編をお届けします。
①早期把握
先日の記事に書いた通り、家庭の事情というのは表面化しにくいものがある。ヤングケアラー自身が介護をしているという自覚がないまま、家族の介護をしているという事実。
そして支援策として提案されたのが、早期把握。うんうん。早く気づいてあげれば、できることも多そう!
②相談支援
ヤングケアラーの6割以上が、誰かに相談した経験がないと答えたという。支援の手を差し伸べる活動が広まる一方で、家庭の事情を知られたくないと思っている子供たちも多いとか。
確かに、わたしも家庭に少し複雑な事情を抱えていたからわかる。「わたしの家だけがおかしいんだろうか?」と子供ながらに悩んだことがあった。ただ、小学生の頃は一人で悩むことが多かったけれど、高校に入るとスクールカウンセラーの存在を知って、家庭の相談をするようになった。
相談という感じでもなかったか…。
ただ話せる存在の人がいてくれた。それでとても心が落ち着いた。わたしの家庭の事情とヤングケアラーの問題は別だが、スクールカウンセラーやソーシャルワーカーというプロの存在は大きい。