介護疲れ、明日は我が身かもしれません。【介護の相談窓口】

介護疲れ…と聞いても、ちょっと前まではピンとこなかったけれど、介護を経験した今ならわかる。



介護疲れ

そう。このテーマで記事を書こうと思ったのは、毎週のように介護疲れで家族を殺めてしまった…といった悲しい事件を目にするから。わたしの介護経験は父が突然の入院をして、退院をしてから亡くなるまでの3カ月ほど。

3カ月1クールのドラマが始まってから終わるまで、と考えれば短いものだ。

だけど、介護している側、または介護されている側からすると、3カ月と言えどそれはそれは長い時間だ。

成長が目に見えてわかる子育てより、先の見えない高齢者介護の方が出口が見えにくいというか…。同じ時間だとしても、”時間”そのものが長く感じた。



出掛けることがままならなくなり、人に会うこともままならなくなると、ストレスが溜まってくる。介護する相手が病気を患っている場合であれば、その症状が悪くなる度に強い不安感に襲われる。

それに加え、家族の介護の場合は「わたしがやらないと…」という見えない重圧もある。重圧と言っても、親孝行してあげたいという気持ちなんだけれど、してあげたい気持ちは積もり積もって重圧になる。

余談にはなるが筋トレが趣味のわたしは、介護の合間を縫ってジム通いも欠かさなかった。食事ももちろん気を使って。でも、介護中はどんどん体重が減っていった。体重管理のアプリは右肩下がりにグラフが傾いた。グラフの底のラインまで体重が減った時、父は亡くなった。

わたしの体重が減ったのは、ダイエットではなく介護疲れだったのだと思う。事実、父が亡くなってからみるみるうちに体重は元に戻った。気づかないうちに、体も心もすり減っていた。

もし、あのまま父が数カ月、数年生きていたらどうなっていただろう?

もしかしたら、介護疲れで家族を殺めてしまった誰かのように、わたしも…。そんなことを考えてしまう。

介護をしている真っ只中では考える余裕もなかったが、今日の記事を書くにあたって相談できる窓口があるのか調べてみた。

今日の記事が、介護をしている人の心の負担を減らすことに繋がれば良いなと思う。

🎀製薬会社のエーザイが運営している認知症向け相談窓口🎀
認知症情報サイト「相談e-65」

🎀在宅介護向け 掲示板(資格志望者向け相談もあり)🎀
なんでも相談室 | 介護110番 (kaigo110.co.jp)

🎀10万人を超える専門家が答えてくれる相談窓口🎀
介護の専門家に無料で相談 | 介護の専門家に無料で相談「安心介護」 (ansinkaigo.jp)

🎀介護職に従事されている方向けの掲示板🎀
介護職の仲間 (ezbbs.net)


編集後記:介護をしているとき、正直相談窓口を探そうなんて余裕はなかったです。でも、ちょっと調べただけでもこれだけの相談窓口が見つかりました。今は介護と無縁の方でも、いつか介護をするとき、介護をされるときに、こういう窓口があることを記憶に留めてもらえると、心の負担が減らせるのかな…と思います😌


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