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はじめまして


【ほのじ介護録/余命3ヶ月の父とわたしの場合】の"わたし"です。

ある日突然、末期がんと診断された独り暮らしの父と、ある日突然、介護することになった娘の介護録です。1ヶ月の入院を経て、現在は自宅で緩和ケアをしながら生活しています。介護する側のわたしの視点で日々の暮らしを綴っています。

はじまり

noteを始めようとしたとき、父はまだ入院中でした。退院すれば一人暮らしの父を介護する生活が始まる…わたしの頭の中は『介護がはじまるかもしれない』という焦燥感でいっぱいになりました。

突然の入院。"なんでもっと早く相談してくれなかったの?!"という怒りと悲しさがこみあげてきました。そこで、入院までのドタバタ、男の一人暮らしの荒れ様を、なかば当てつけのように記すつもりで、noteを始めました。

この時の仮タイトルは【介護がはじまるかもしれない!】でした。

いま

以前は介護というと、何か手助けしてあげなければ…というイメージを抱いていました。しかし、いざ退院すると、食道楽らしい父のわがまま全開の食いだおれ生活がはじまりました。

日を追うごとに、介護への焦燥感はなくなり、タイトルの【介護がはじまるかもしれない!】は変更することにしました。

もちろん、下の世話もあるし、洗濯や掃除といった日常のサポート、歩行の介助など、介護らしい介護も必要ですが、今のところ一番の仕事は、千本ノックのように繰り出される"父の食べたいものを用意すること”です。

”当てつけ”ではなく、父のわがままに応えることを楽しみ、限られた余命を大切に過ごせるよう、タイトルは【ほのじ介護録/余命3ヶ月の父とわたしの場合】にしました。

ほのじは父が趣味の陶芸作品に刻印していた”ホ”の字に由来しています。

これから

記事には食べ物が多く出てきます。たぶん、これからもきっと。食べられるのは元気な証、と思って日々の介護生活を綴ります。どうか応援して下さると嬉しいです。この記事を読んでくださる方のヒントになれば…なんて思ったら気負ってしまいそうなので、まずは気軽にnoteを続けようと思います。

では、よろしくお願いします。

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