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ゴミ屋敷からのSOS

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リアルガチな実話です。ゴミ屋敷と化した実家。父からSOSが来たときにはどうなることかと思いましたが、大掃除を経て自宅で生活できるまでになりました。ゴミ屋敷から脱出した父は末期がん…
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#エッセイ

ゴミ屋敷で孤独死しないために、何ができるか考えてみた。【ゴミ屋敷からのSOS】番外…

うちの父はゴミ屋敷で孤独死寸前でした。 体調が悪くなって☞わたしにSOSを出して☞ゴミ屋敷か…

畳屋さんのダンス・ダンス・ダンス!【ゴミ屋敷からのSOS】#11

「いやいや、それにしても畳屋さん早とちりだわ」 そんな小話ができたから、遠方に住む姉に父…

畳屋さんの早とちり【ゴミ屋敷からのSOS】#10

絨毯までもが朽ち果てた実家では、父の退院に向けて着々と準備が進んでいた。退院予定は、2週…

ハウスクリーニングの闇とこれからのミッション【ゴミ屋敷からのSOS】#9

ハウスクリーニングを依頼して、なんとなく綺麗になった実家。”なんとなく”というのは、契約…

限界突破、家主を失ったトイレ【ゴミ屋敷からのSOS】#8

  もう限界だった。 ・・・ トイレに行く度にコンビニや近くの飲食店に足を運ぶ。お金もか…

鳩サブレの缶から出てきたものは。【ゴミ屋敷からのSOS】#7

新しい命と出会い、姉にSOSを出して、ゴミの片付けはまずまず順調に進んでいた。いつしか、得…

その頃、父は。【ゴミ屋敷からのSOS】#6

わたしと姉がゴミ屋敷の惨状に四苦八苦している頃、父は。 ・ ・ ・ 幸か不幸か、コロナ禍の入院は面会謝絶ということで、入院の手続き以来病棟に入ることは許されなかった。だから、父の様子は本人からのカタコトのメールで知ることになる。察するに、”検査検査で毎日疲れる…”だそうだ。 そうだろう、そうだろう。高校生の頃以来、医者に掛かっていなかったのだから。 なんと返信して良いか迷うから、「何か食べたいものは?」「欲しいものはある?」とメールする。 すると、「甘くないゼリー」「

うち明ければココロは軽し。【ゴミ屋敷からのSOS】#5

父の病院に差し入れを届けて、ゴミ屋敷を片づける。そんな日々が続いた。その頃、わたしの頭を…

新しい命 【ゴミ屋敷からのSOS】#4

ゴミ屋敷は時として新しい命を生む。 狭い狭いベランダの、そのまた端に。 ・ ・ ・ 実家の…

ゴミ屋敷となった実家では新しい生態系が誕生していた。【ゴミ屋敷からのSOS】#3

ゴミ屋敷を脱出できた父は病院で数週間過ごすことになった。人生で初めての入院。そして、検査…

父、脱出す。【ゴミ屋敷からのSOS】#2 

ほんの1カ月会わない間に、父は亡霊のようになってしまっていた。タクシーが辿り着いたのは、…

ゴミ屋敷からのSOS #1 高齢者の独居

入院してから、退院までが1カ月。入院している側にとっては長いと思うが、退院の準備を進める…