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Movie|やどさがし

◆映画の感想vol.5
 やどさがし
 🇯🇵2006/12min

パンフレット即買しました。

三鷹の森ジブリ美術館にて上映されている
ショートムービーの感想です。
美術館の感想はこちら↓から

1211秒、ジブリのとっておき』

を、みました!!!

この映画は、効果音が一切使われておらず
「映画から出てくる音」の全てを『人の声』だけで録った作品です。

画面から文字で飛び出すオノマトペがとにかく楽しい!面白い!!!

最初は主人公の鼻歌から始まり、
ストーリーが進むにつれて一気に無数の「音」が流れてきます。

実際には「声」なのだけど、頭の中ではしっかり「音」として処理しようとする。だけど、擬音文字が画面からどんどん出てくるので、「音」がどういう音なのかを必死で聞き分けようとしている自分がいて。

種類も音色もたくさんあって、音の一つひとつが
『どんななのか』に興味津々になってしまった時にはもうこの映画の虜です。笑

音だけでなく、「動き」や「様子」の言葉もたくさん出てきます。

ふわふわ とか ぬる〜 とか わくわく とか。

この映画の醍醐味、「全ての音を人がやる」に魅了されがちなのですが、ストーリーも12分でしっかり完結して面白い。そしてとにかくかわいい!
(色づかいやタッチが全力ジブリ。当たり前だけど!)

個人的には雨漏りがはじまるシーン、
雫が落ちるのが
ボウルなのか バケツなのか 壺なのか
で音がコロコロ変わるところ…
からの大雨の迫力!!!が好きでした。

冒頭の主人公の鼻歌が、映画を見終わったあとは頭から離れなかったのに…。数時間後に忘れてしまい、もう思い出せないのが無念で唯一の気がかりです(T_T)

上映前、係の人から「全て人の声でやっている不思議な映画です」みたいな説明があるんですよね。
本当に不思議な映画でした!

そして、「みんなの知っている人が、声をやっているかもしれません。ぜひ、エンドロールまで楽しんでください。」と続けて映画が始まります。

あまりにも音色(声色)が多かったので、私は6〜7人くらいでやってると思いこんじゃったんですけど、実際はもっと少なかったです。

声と音 を担当したのは あの有名人…!!!

エンドロールて名前が出たとき、場内一瞬どよめいてました。笑
いやぁ、凄い!ホントに器用な方なんだなぁー!

誰かはせっかくなので、ここでは伏せておきます(^^)

ググったら秒で出てきますが、もし観る機会のある方はぜひ調べずにエンドロールでどよめいちゃってくださいませ。

他のショートもチャンスがあればぜひ観たい!
と思いました。いずれにせよジブリ美術館にはもう一度行きたいなぁ。

あぁ〜それにしても、主人公の鼻歌が…!
思い出せない!!!(((((^^)))))

おしまい。

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