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大人も迷子になれる場所〜三鷹の森ジブリ美術館

少し前、三鷹の森ジブリ美術館に行ってきました。
東京在住の姉に会いに行く予定で、私のメインイベントは大好きなキャラクター、すみっコぐらしのコラボカフェに行くことだったのですが…

予定の一つだったこの場所が
とんでもなく素晴らしくて
想像以上に素敵な場所だったので、
感想を書くことにします(^^)

●ロゴマークのひみつ

美術館ロゴ。
なんで鳥が三羽…?なんの作品…?
と思ったら三つの鷹で『三鷹!』
帰ってから気づく勘の悪さ。笑

ロゴマーク、可愛いなぁと思ったのですがそれぞれ意味が分からず。笑
三鷹は気がついたものの、よく見たらトトロかと思ってた一番上の生き物も、顔がネコバスみたいでなんじゃこりゃ〜となったので、ネットで調べてみました。

宮崎駿監督がデザインしたこのロゴマーク。

・一番上は、旅の案内人をイメージした名もないヤマネコ
・盾の左上は「三鷹市」から連想した3羽のタカ
・右上は「井の頭恩賜公園」のイの音で始まる、イノシシ(以上左右で美術館の所在地を示している)
・下は緑豊かな公園トトロは美術館自体を表す

…だそうで!!!スタッフの多くが、言われるまでその意味に気が付かなかったらしいです。特にイノシシは、何のことか分かりにくいと言われて『イ』の文字を足したのだとか。

もっと仰々しいものかと思っていたので、一気に愛着が湧くロゴに見えてきました。笑

●「スマホ使用不可」から見えたもの

この美術館、なんと館内『携帯電話使用不可』。
『撮影禁止』はよく聞くけど、スマホが使えないなんて…!パンフレットには、このような記載がありました↓

『心の中にしまって持ち帰る』ってステキな言葉。

とはいえ、スマホをいっさい見ない!は案外難しくて(*_*)私は時間もスマホで確認する人間なので💦館内の椅子でちょっと休憩してるときとか、グッズ買うのに並んでいるときとか…つい見ちゃう。改めて、スマホありきの生活が身に染みてるな〜と思いました。今の時代仕方ないと思いつつ…

それでも、意識的に見ないようにしていると、館内の色んな細かいデザインに気づくことができる✨

スマホじゃなく館内の時計をみるようになったので、文字盤のデザインやその周辺の壁をみたり。(壁も眺めてると案外発見が…!)

館内には色んなジブリ作品をモチーフにしたステンドグラスがあるのですが、吹抜けになっている上の階から全体を眺めると、あんなところにあのキャラいたんだ!真横を通ったときは気づかなかったよ〜。みたいなのがいくつかあって。あぁ〜写真撮りたいぃ〜ってなっちゃうんです(^◇^;)

でも、「今日の私は心にしまうのよ」とジブリの主人公になったつもりで頭の中にモノローグを入れました。アラサーでも主人公になれるのさ。笑

●ミニ映画・土星座にて


美術館内には『土星座』というミニシアターがあって、1時間に3回、10〜15分の同じ映画を繰り返し上映していました。
入ったときにもらえる入場券を出して、1回だけ映画を観ることができます。この入場券がまたよくて…

光にかざして何度もみた。

映画の本物フィルムをカット、再利用して作られているそうです!みんな違うから見せ合って盛り上がってるファミリーが微笑ましかった♪

そして誰か、、、このフィルムの映画が何なのか教えてくれ…!!!私はめっちゃジブリ詳しいわけじゃないので、全然分かりませんでした…。( T_T)

上映映画は『やどさがし』。

これも最高だったので、別途記事で感想書いています。よければポチってみてください。↓↓↓


●迷子になろうよ、いっしょに。


一番驚いたのは、美術館なのに順路がないこと。
そして設計の複雑さです。

パンフレットにはこんな言葉も↓

うろうろするのがこんなに楽しいなんて…!

案内板はもちろんあるのですが、「カフェへの近道」とか、「出口」の矢印もいくつ見たことか。笑
子どもがちょうど通れる抜け穴道があったりして、遊び心がたくさんなのがよく分かります。

一個ずつ場所を制覇していったつもりが、さっきいた場所に出てきたり、ぐるぐる、うろうろ。
そんなに広くないはずなんだけど、たくさん歩いた!

ちなみに、大きなネコバスの中で遊べるのは6歳以下らしい。この時ほど子どもに戻りたいと思ったことはなかったナ(°▽°)

さて帰るか〜となった時も、私たちは「出口」の矢印を何度も見たはずなのに出口が分からず歩き続ける。…結局、設計の仕組みが分からないまま、ぬるっと退場。でした。笑

屋外は写真OK!
カフェの中にはたくさん麦わら帽子があって
ケチャップたっぷりメニューがおいしい。
屋上の撮影スポット
天気のコンディション最高だった

そんなジブリ美術館。また行きたいです!
そしてみんなにオススメしたい。楽しいよ〜!!!

おしまい。

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