楽天市場では売れるけどAmazonでは売れない店舗の2つの特徴
EC運営者さんお疲れ様です。
ECベテランのますくんです。
楽天市場やAmazon、Yahooショッピング、メルカリショップ、ヤフオクショップ…。
実に様々なECサイトがありますが、店舗によって売れるインターネットショッピングモールは異なる場合があります。
例えば、「楽天市場ではよく売れるけどAmazonはイマイチ…。」
のような店舗です。
同じ商材で同じ店舗なのになぜ楽天市場、Amazonで売上に違いが出てくるのでしょうか…?
これに大きく分けて2つの理由があります。
店舗独自のキャンペーンが好調な店舗は売れない
楽天市場では店舗によって様々なタイプのキャンペーン施策をする事ができます。
楽天スーパーSALEやお買い物マラソンなどの楽天市場主催のキャンペーン以外の、店舗独自の内容やタイミングでキャンペーンが打てます。
このキャンペーンが好調な店舗はAmazonでは売れない可能性があります。
基本的にはAmazonでは店舗独自のキャンペーンは行えず、メルマガ配信機能などもありません。
ですから、いくら楽天市場での独自のキャンペーンが大成功していても同じ事をAmazonではできないのです。
キャンペーンによる売上比率が多い店舗は、通常時の売上が足りていない。
基本的には独自のキャンペーンができない、待ちのスタンスのAmazonではこういった店舗は結果を残すのが難しいのかもしれませんね。
自社配送のみの店舗はAmazonでは売れない
楽天市場には楽天ロジスティクスのような配送サービスもありますが、中小規模の店舗の多くは自社で配送まで行っている店舗が多いです。
もちろん、予算の都合上、外部に配送オペレーションを委託する余裕がないのは仕方がないですが、これではAmazonでは売れないかもしれません。
なぜなら、Amazonは楽天市場よりもユーザーが納期をシビアに考えているからです。
Amazonには巨大な配送サービスのFBAがあります。
1年間365日このFBAからほぼ翌日までに商品が届きます。
Amazonを利用しているユーザーはこの「Amazonならすぐ届く」が当たり前になっていて、Amazon=明日来る、のように納期の速さを購入判断の大きなウェイトになっているのです。
つまり、Amazonほどユーザーが納期を重視していない楽天市場で売れていても、納期にシビアなユーザーが多いAmazonでは売れないパターンがあるのです。
しかし、自社配送の場合は例えば土日祝などは従業員に休んでもらいですし、365日稼働なんて現実的に無理ですよね?
FBAの利用を検討しよう
やはり楽天市場では売れていてもAmazonでは売れない理由は納期の部分が大きいです。
すぐに届くAmazonのイメージは、やはりユーザーの大半が抱いています。
そこはやはりAmazonのFBAを使うしかないでしょう。
FBAの規約やルールは少し複雑ですが、やはりFBAは販売者側には魅力的なサービスです。
楽天市場では売れるけどAmazonでは売れない店舗さんは、まずFBAの仕組みやルールを調べてみる事からスタートしてみて下さい。
納期は大事です。
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