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ヤフショが売れない1番の理由をアクセス数って言ってる人は信用するな

ヤフーショッピング出店者さん、お疲れ様です。

ECベテランのますくんです。

先日こんな記事を見かけました…。

『Yahooショッピングで商品が売れない理由で最も多いのはアクセス数が少ない事だ。』

最初に言っておきますが、この記事はヤフーショッピングのSEO対策に関するウェブサイトに掲載しているものでした。

しかし、私はこの記事を見て違和感を感じずにはいられませんでした。

その理由をお話します。


「アクセス数が理由…」は間違いではないけれど


ヤフーショッピングで売れない理由、アクセス数が関係しているのは間違いではありません。

アクセス数が少ない、これは商品を見ている人数が少ない事。

見ている人数が増えれば買ってくれる可能性がある人数も増えます。

ですから、ヤフーショッピングで売れない理由がアクセス数が少ない事である、これは間違いではありません。

しかし…。


「最も」多い理由がアクセス数は完全に間違い


確かにアクセス数は売上に影響していきますが、この記事に書いてあったのは、「売れない最も多い理由がアクセス数…」でした。

私はもう10年以上ヤフーショッピング運営責任者をやっていますが、これは間違いなく嘘です。

ヤフーショッピングに限らず、インターネット通販で物が売れない理由は他にも沢山あり、アクセス数はその中の1つの理由に過ぎません。

決して売れない1番の原因がアクセス数、なんて事は声を大にして否定させていただきます。


SEO対策を商売にしたい気持ちはわかるけど…。


この記事が書いてあったウェブサイトはヤフーショッピングのSEO対策に関する内容がメインのウェブサイトでした。

この記事を書いた人もヤフーショッピングのSEO対策やその他のサービスなどを商売にしている人でしょう。

私もこのnoteで有料記事を販売しているので、同じって言ってしまえば同じです。

SEO対策の重要性を記事でアピールすれば、このウェブサイトの管理者に何らかのメリットがあるのでしょう。

私もヤフーショッピングではSEO対策は非常に大事だって思ってます、同じです。

しかし、大きく違うのは決してアクセス数がヤフーショッピングで売れない1番の理由ではないって思ってる点です。


SEO対策が1番大事は利用者のためを思ってない


ヤフーショッピングで物が売れない理由をアクセス数に結論付けるのは間違いであり、この記事なら閲覧者のためを思っていない発言です。

その理由は、ヤフーショッピングに限らずインターネット通販で物を売るためには、SEO対策以上に「企業努力」が必要だからです。

●お客様にどんな価値が提供できるのか
●お客様の悩みを解決する努力
●お客様に満足していただく商品やサービス

これ以外にありません。

このますくんnoteでも度々お話していますが、「8:2の法則」で売上は構成されています。

8割の売上を2割のお客様によって上がる法則です。

2割のお客様にご満足いただく事が、売上を安定させる事。

つまりヤフーショッピングで売れない理由は、この2割のお客様にご満足いただいていない証拠なんですよね。

ではSEO対策はどうでしょうか?

SEO対策=検索順位を上げる=新規ユーザー向けの対策

のようになりますよね?

既に商品や店舗を知っている既存顧客に対してSEO対策をする必要はありませんから。

ですから、SEO対策は決して売れない1番の理由ではないのです。

今回は少し語り系のお話になってしまいましたが、私も有料記事をご提供している身ですので、SEO対策の意味をわかって欲しかったので書いてみました。







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