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騙されないで!ヤフーショッピングおすすめの方法は20%しか売上増えない理由

ヤフーショッピング出店者さんお疲れ様です。


ECベテランのますくんです。


今回は「ますくんnote」読者の出店者さんに、ヤフーショッピングに騙されないでいただきたく記事を書いております。


ヤフーショッピングで売上を増やすために、ヤフーショッピングの担当コンサルタントやヤフーショッピングのストアクリエイターProの様々な箇所で、「おすすめの売上UPの方法」のようにアドバイスされますよね。


これに「騙されないで」いただきたいのです。


このヤフーショッピングの「売上を増やすための方法」は最大で20%しか売上は増えないので、全てを鵜呑みにしないで下さい。






ヤフーショッピングが推奨する売上UPの方法


ヤフーショッピングでは様々な売上UPの方法を推奨しています。


これはストアクリエイターProの売上UPノウハウのページやコンテンツ、そして各ショップの担当コンサルタントからも売上UPの方法をすすめられます。


まずはヤフーショッピングが一体どんな売上UPの方法を推奨しているのか見ていきましょう。



1、アイテムマッチ広告



まず最初は、「アイテムマッチ広告」で、ヤフーショッピングのコンテンツページはもちろん、担当コンサルタントもこのアイテムマッチ広告をプッシュしてきます。


皆さんも見た事があるかもしれませんが、ヤフーショッピングのストアクリエイターProで売上UPのノウハウなどが載っているページの最後には高確率でこのアイテムマッチ広告を推奨しています。


例えば、「2023年クリスマス商戦戦略」のような見出しで、クリスマスはこんなキーワードが人気です、のようにクリスマス商戦についてのヒントのような内容が書いてあります。


そして最後には、「アイテムマッチ広告で商品の露出を高めよう!」のように書いてあり、最終的にはアイテムマッチ広告を使った方が売上が増えるかのような内容になっています。


しかし、これも「騙されないで」下さい。


このヤフーショッピングが推奨しているアイテムマッチ広告を使っても、結果的には20%の売上しか増えません。



2、PRオプション



次は「PRオプション」で、これもヤフーショッピングが強く推奨してきます。


PRオプションの概要はここでは割愛しますが、PRオプションは料率を高く設定すればするほど商品の露出が高まり、宣伝効果も高くなります。


ですので、ヤフーショッピングのコンテンツページや担当コンサルタントも、なるべくPRオプションの料率を高くして、超PayPay祭などのイベント時に商品を多く露出させたがります。


これも同様に「騙されないで」下さい。


PRオプションの料率を高くして得られる売上は20%です。



3、値下げ




次は「値下げ」で、イベント時などに合わせて「何%オフ」のように、値下げできないか担当コンサルタントに打診されるケースがあります。


もちろん、値下げをすれば購入のハードルが下がり売上件数も増えるでしょう。


「買いやすく」なるだけですから、注文件数の増加が期待できます。


しかし、これも売上UPは20%ですので騙されないで下さいね。



4、ポイント付与率UP




最後は「ポイント付与率UP」です。


ポイントを普段より多く付与すればその分お買い得になり、購入するユーザーが増えます。


これにより注文件数が増えて結果的に売上が増えるかもしれません。


ポイントを負担するのは我々出店者ですが、ヤフーショッピングの担当コンサルタントは「集客のため」の大義名分を掲げて、ポイント付与率を上げるように推奨してきます。


これも同じく20%しか売上は増えません。



推奨している方法で売上が増えない理由


タイトルに語弊があるかもしれませんが、ヤフーショッピングのコンテンツページや担当コンサルタントが推奨している売上UPの方法では、「大して」売上は増えないです。

さらに言えば、「一時的にしか」売上は増えないでしょう。


その理由は、上記でお話させていただきました売上UPの方法は、「全て新規顧客に向けての施策」だからです。


広告類にしても値下げやポイント付与率にしても、ターゲットにしているのは「新規顧客」です。


●なぜ広告を使うのか、それは「まだ商品や店舗を知らないユーザー」に知ってもらうため。

●なぜ値下げやポイントを多く付与するのか、それは「まだ購入した事がないユーザー」に買ってもらうため。



つまり、ヤフーショッピングのコンテンツページや担当コンサルタントが推奨している売上UPの方法は、全てまだ店舗や商品を知らない、買った事がないユーザー、新規顧客に向けての施策なのです。



なぜ20%しか増えないのか


それでは、なぜこのヤフーショッピングのコンテンツページや担当コンサルタントが推奨している売上UPの方法をやっても20%しか売上が増えないのか?


それは8:2の法則があるからです。


8:2の法則は、




8:2の法則は、20%の顧客が80%の売上をもたらす法則です。


全ての業種業態に当てはまるかはさておき、一般的にはこのような比率で売上が構成される事が多いです。


これは注文件数ではなく注文金額です。


あなたの店舗も頻繁に買ってくれる常連客や、大口のお客様などが売上の多くを占めているのではないでしょうか?


ヤフーショッピングのコンテンツページや担当コンサルタントが推奨している売上UPの方法は新規顧客に向けての施策でしたので、常連客や大口のお客様に向けての施策ではありませんでしたよね。


つまり。


ヤフーショッピングのコンテンツページや担当コンサルタントが推奨しているのは、売上高の中の20%に向けての施策になるわけです。


いくら広告費を使っても、値下げしても、ポイントを負担しても、その施策が新規顧客に向けての施策である限り、その時点では20%の売上を取りに行っているだけなのです。


ますくんの推奨



そんなヤフーショッピングの売上UPの方法ですが、私ますくんが推奨するのは、「長期目線で取り組む」、「底力をつける」です。


広告や値下げはあくまでも新規顧客に向けての施策であり、その場ですぐに売上が欲しい場合の話です。


それよりも先ほどの「8:2の法則」の20%の優良顧客をいち早く手に入れる方が大切です。


つまりいかに「リピーターになってもらうか」に尽力をつくして店舗運営をすべきなのです。


8:2の法則でいけば、結局は売上の80%を作ってくれるのは常連客や大口のお客様です。


それならば、広告費や値下げやポイントで利益を圧迫されるよりも、買ってくれたユーザーに対して、「リピーターになってもらう」方がよっぽど大事です。


ヤフーショッピングのコンテンツページや担当コンサルタントが推奨している売上UPの方法は、結局出店者が何らかのお金を負担しなければならない方法です。


私たちが一生懸命頑張って手に入れた売上であり利益です。


「お金」より「頭・勉強」で売上UPを目指す方法を私ますくんは推奨させていただきます。



ECベテランますくん






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