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厳しい2023年8月にヤフーショッピングで損をしない店舗運営方法
ヤフーショッピング出店者さんお疲れ様です。
ECベテランのますくんです。
今回はこの記事を書いている2023年8月に「損をしない」、「利益を確保する」ヤフーショッピングの運営方法をお話をさせていただきます。
今回のお話は一般的な「土日祝休みの店舗」向けの内容になりますので、フルフィルメントサービスなどを利用している店舗さんには関係のない情報もありますので、ご了承下さい。
8月は毎年売上が厳しい理由
実は2023年に限らず、ヤフーショッピングでは毎年8月は売上高が少ない、厳しい月なんです。
皆さんの店舗の8月の売上はいかがでしょうか?
このヤフーショッピングで毎年8月の売上が厳しい理由は大きく分けて3つの理由があります。
1、純粋に流通業界全体の売上が低い
2、超payPay祭(7月)が終わり売上が停滞する
3、お盆休み
これら3つの理由で毎年8月のヤフーショッピングの売上は厳しい状況になります。
詳しく見ていきましょう。
1、流通業界全体が悪い
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これはヤフーショッピングに限った話ではありませんが、8月は流通業界全体の売上高が少ない傾向があります。
様々な要因がありますが、1つはセールが終わった事にあるようです。
確かに夏のボーナスが入って購買意欲が高まった7月も終わり、夏の大型連休に備えてお金を残しておきたい気持ちもわかりますよね。
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ですから、ヤフーショッピングだけでなく、8月は流通業界全体の売上が悪いのです。
2、超PayPay祭
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続いてヤフーショッピングでは「超PayPay祭」の存在がモロに影響してきます。
超PayPay祭はヤフーショッピングでも最大級のイベントです。
その最大級のイベントの超PayPay祭が先月の2023年7月に盛大に行われたばかりです。
しかも、この超PayPay祭のメインイベントでもある最もお買い得な日はラスト3日間。
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2023年の7月29日(土)、30日(日)、31日(月)が超PayPay祭で1番お買い得な3日間だっただけに、その直後の8月の売上は厳しいものになってしまいます。
3、お盆休み
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最後は「お盆休み」の存在です。
お盆休みも商品発送をしている出店者さんには関係がないかもしれませんか、一般的にはお盆休みは定休日にしている出店者さんが多いのではないでしょうか。
定休日になればもちろん商品発送はできませんし、何より商品を買いたいユーザーからしてみたら商品の到着が普段より大幅に遅くなるので、注文件数も減ります。
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これはある意味で仕方がないのですが、やはり商品発送が遅れる大型連休中はどうしても売上が上がらない傾向があります。
8月でも損をしない店舗運営方法はこれ
そんなただでさえ売上が厳しい8月ですが、売上減少の影響を最小限にする「損をしない店舗運営方法」ならあります。
仕方がない内容もありますが、それでも1円でもこの2023年8月に損をしないための店舗が行う施策をご紹介させていただきます。
合計で3つの施策をご紹介させていただきますので、ヤフーショッピング出店者さんは是非参考にしてみて下さい。
1、超PayPay祭りを逆手に取る方法
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8月の売上が厳しい中でまず最初に考えていただきたいのが、先ほどの「超PayPay祭」の存在です。
超PayPay祭は先月の7月に開催されましたね。
超PayPay祭でユーザーが購入するメリットでもある、
1、割引価格
2、ポイント倍率UP
などのメリット欲しさにユーザーは先月7月の超PayPay祭で買い物をしました。
ここで注目いただきたいのが2の「ポイント倍率UPの特典」です。
先月7月に超PayPay祭でポイントが普段より多く付与されるメリットを受けたユーザーが沢山いる。
これは別の言い方をすれば、「ポイントを持っているユーザーが普段より多くいる」事になります。
さらに言えば、「ポイントを使いたいユーザーが普段より多くいる」、このように言い換えられます。
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7月の超PayPay祭は普段よりもポイント倍率がお得になっているのですから、その超PayPay祭が終わった8月は、普段よりもポイントを保持しているユーザーが多い事になります。
ここで考えたい出店者の施策は、「ポイントを使いたいユーザーに向けての施策」です。
ユーザーはお買い得に買い物がしたいのではありません。
「ポイントが使いたい」のです。
さらに言えば、「ポイントの価値を分かっている」のです。
これを施策に置き換えてみたら、「ポイントを意識しているユーザーが多い」わけです。
わざわざ超PayPay祭のタイミングで、多くのポイントを獲得したユーザーはポイントの価値を理解しているユーザー。
今回ポイントを使う時にも、「その買い物で得られるポイント付与率を意識している」はず。
ですから、もし8月に何らかの予算を使って集客するなら、「割引よりポイント付与率UP」をした方が食い付きがいいのです。
7月の超PayPay祭でポイントを意識してポイントを沢山持っているユーザーは、「ポイントリテラシー」が高いので、次回の買い物でもポイント付与率を意識する。
そこで出店者は商品を割引にするのではなく、「ポイント付与率UP」をしてポイントリテラシーが高いユーザーに訴求するわけです。
2、メールの配信予約
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次に出店者がやっておきたいのが、「メールの配信予約」です。
ヤフーショッピング出店者が使えるメール機能の「ストアニュースレター」もしくは、「LINE公式アカウント」でメールの配信予約をします。
配信予約のタイミングですが、「連休明け前日」がおすすめです。
どうしても大型連休は商品の発送ができないので、ユーザーは、「連休中だだから注文しても着くのが遅いだろう…。」のように、商品の到着が遅いのを分かっているため、注文を見送るケースが多いのです。
しかし、店舗によって大型連休の日にちはバラバラで、実は自分の店舗はもう営業再開しているのに、ユーザーは「まだ休み」のような認識の場合があります。
これではせっかく商品発送ができる状態なのに勿体無いですよね。
そこでメールでそのお知らせをするのです。
例えば今年2023年のお盆休みが8月16日(水)までだったら…。
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このようにお盆休み明けの営業再開前日にあらかじめメールの配信予約をしておきます。
内容は明日から通常営業で商品発送が可能である点。
そして大型連休で商品発送ができず迷惑をかけたお詫びなどを記載するのが良いでしょう。
「思い出してもらう」ためにもお盆休み前に、この日にメールの配信予約をしておきましょう。
3、広告
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8月に損をしない店舗運営方法の最後は、「広告」です。
これは余談くらいに聞いていただきたいのですが、もし現状ヤフーショッピングでアイテムマッチ広告やクーポン系の広告などを使っている店舗さんは、「広告の消し忘れ」に注意して下さい。
よく常に広告を使っている店舗さんで、「お盆休みも広告をかけ続けてしまっている」店舗さんがいます。
お盆休みは先ほども言いましたが、商品発送が遅いために注文件数は減ります。
商品発送が遅く、到着も遅いのでユーザーの購買意欲が下がるためです。
そんな購買意欲が低い状態で広告費を使うのは勿体無いです。
購買意欲が高い時に商品をアピールするべきですし、売上になりそうなタイミングに大事な広告費を使うべきです。
ただでさえ売上が厳しい8月、そして商品発送が遅いお盆休みは、「無駄なお金は使わない」これを意識して下さい。
電気の消し忘れ、外出時には必ずしますよね。
ヤフーショッピング運営でも、「大型連休前は広告の消し忘れ」に注意して、無駄なお金を使わずに、「損をしない8月」にして下さいね。
ECベテランますくん
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