洋服販売でハンドメイド作家が大手メーカーに勝つ方法
EC運営者さんお疲れ様です。
ECベテランのますくんです。
今回はインターネット上で洋服を販売しているハンドメイド作家さんのための、「ハンドメイド作家が洋服販売で大手メーカーに勝つ方法」をお話します。
あの有名大手メーカーの洋服に1ハンドメイド作家さんが勝つ方法などあるのか…?
いいえ、技術のあるハンドメイド作家だからこそ勝てる方法が存在しています。
知名度や価格では大手メーカーには勝てない
まず、インターネット上で洋服販売をする上で大手メーカーには勝てない部分があります。
それは、
●知名度
●価格
です。
大手メーカーは既に幅広く認知されており、知名度では絶対にハンドメイド作家さんは勝てないでしょう。
価格においても同様で、大量仕入れの大量生産の大手メーカーは良い商品を安く販売できるため、価格面でもハンドメイド作家さんがつけいる隙はありません。
ここで勝負しても負けは見えています。
インターネットならではのハンドメイド作家さんが勝てる道
それでは早速、洋服販売で大手メーカーにハンドメイド作家さんが勝つ方法をお話します。
まず、楽天市場やAmazon、Yahooショッピングなどの大手メーカーの販売ページを見てみて下さい。
おそらく有名ブランドの洋服や知名度のある洋服が売られているでしょう。
これらの販売サイトの検索結果を見ても大手メーカーのページが並んで占拠していますよね。
しかし、この大手メーカーの販売サイトの、「在庫」を見てみて下さい。
「Lサイズ残り1点」や、「在庫なし」のように在庫数が少量もしくはサイズによっては在庫なしの場合もありますよね。
ここがハンドメイド作家さんが勝てる道です。
まずは在庫、これを覚えておいて下さい。
大手メーカーの洋服は在庫数に限りがある
これは一概には言い切れませんが、大手メーカーの特に流行り廃りのあるジャンルの洋服は在庫数がそこまで多くはありません。
例えば、2022(今年)ものの夏用のハーフパンツ、これは売れる時期が夏場近辺に限られており、尚且つ今年もの、今年の流行りの柄やタイプのため、
2022年の夏しか売れない商品
になりますよね。
例外はあるかもしれませんが、2022年の流行りの夏季しか売れない商品なら、いくら大手メーカーでもそこまで数多くは生産もしくは仕入れはしないでしょう。
ですから、すぐにその商品ページの在庫は0になるのです。
インターネット上の商品ページのパワーを理解しよう
大手メーカーの洋服販売のページの在庫数はすぐに0になる。
それでは、インターネット上の商品ページのパワーを少しお話します。
楽天市場などの商品ページは、「レビュー数」で大きく扱いが変わってきます。
レビュー数の多い商品は人気商品、楽天市場側も検索結果の上位に表示するなどの優遇措置が取られます。
商品レビューは1購入者につき1レビューしか投稿できないため、レビュー数を多く獲得するためには、数を売らなければなりません。
それだけ苦労して集めたレビュー数が商品ページのパワーを強力にしていくのです。
在庫数が少ない場合はレビューが溜まりにくい
それでは先程の大手メーカーのすぐに在庫が0になる商品ページはいかがでしょうか?
確かに知名度もあり価格もお手頃ですぐにインターネット上で売れるのは間違いありません。
しかし、在庫数が少ないがゆえにその商品ページに対するレビュー数は少ないです。
流行りの商品を扱っているため、在庫数を多くできず、販売件数も少ないのでレビュー数だけはいくら大手メーカーでも溜まりにくいのです。
いかがでしょうか?
これは靴下や肌着のような大量仕入れしても問題のない洋服ではあり得ないかもしれませんが、流行りの洋服を販売している場合には起こり得る事態です。
インターネット上の商品ページのパワー(レビュー数)の観点から言えば、洋服を販売しているショップはすぐに商品ページのURLが変わってしまうので、レビュー数が稼げないのです。
大手メーカーの中でも流行に左右される商材を扱っている会社は、このように洋服販売でデメリットがあるのです。
インターネット上の商材販売の特性でもあります。
ハンドメイド作家が勝負すべき商品
それではそんな大手メーカーが負っているレビュー数の仕組みがわかった所で、ハンドメイド作家さんが大手メーカーに勝つために販売すべき商品の種類をお話します。
それはズバリ、
●流行に左右されず原料仕入れが安定している商品
です。
インターネット上で物を売る際には、「同じ商品ページを使い続ける」のが大事です。
理由は上記のレビュー数のお話でお分かりでしょう。
ですから、流行に左右される商品の場合は、その流行が終わったら次の商品を販売する事になり、商品URL(ページ)が変わってしまいます。
さらに、原料仕入れが安定していない商品の場合には、仕入れがストップした時点でその商品の販売ができなくなってしまいます。
イコール、商品ページも変わるイコール、レビュー数も溜まらないイコール、大手メーカーには勝てない事になります。
確かに流行の商品は売れます。
その時の流行りを取り入れているのですから、ユーザーにささる部分もあるでしょう。
しかし、それではハンドメイド作家さんが大手メーカーには勝てないです。
ぽんぽん流行りの商品が販売できるのは大手メーカーだけです。
こちらは地道に同じ職場ページを使い続け、レビュー数を溜めて大手メーカーにはできない洋服販売の立ち回り方をするのが、ハンドメイド作家さんが大手メーカーに洋服販売で勝つ方法です。