見出し画像

夜明け前が一番暗い

「夜明け前が一番暗い」
私は前からこの言葉がとても好きなんです。

決して明るくはない言葉なのですが
どこか、力強さも感じる素敵な表現だと思っています。

私は、この言葉の本当の意味が知りたくて
あれこれ調べました。
これが知れば知るほど深い言葉だったんです😌💭

1.そもそもの意味は?

言葉の起源は
海外で生まれたことわざでした

イラスト、文章などの創作においても、案外終わりがけが一番つらいと感じる事は多いものです。

そんな時、落ち込んでいる人を励ますために使われるこのことわざは、イギリスで生まれました。
正式には「苦難の期間は終わりかけの時期が最も苦しいが、それを乗り越えれば事態が好転するだろう」という意味の慣用句です。

夜を「苦難の時期」とし朝を「明るい未来」に例えているのです。
ですが、元の言葉は当然英語なので、日本語に翻訳されたことわざという事になりますね。

2.言葉の元はどこにある?

この綺麗な言葉の元は
有名な劇作家の演劇でした

このことわざの元になったのは
シェイクスピアの『マクベス』でした。

『マクベス』は実在したスコットランドの王、マクベスをモデルとした悲劇であり
『オセロー』『リア王』『ハムレット』と並んでシェイクスピアの四大悲劇と言われています。

あらすじを調べてみると悲劇と言われる
由来がわかりました。

将軍マクベスが妻と謀って主君を暗殺し王位に就くが、内面・外面の重圧に耐えきれず錯乱して暴政を行い、貴族や王子らの復讐に倒れるといったかなり重たいストーリーなんですね😑💧

3.心を掴まれた一曲

この歌を聴かなければ
この言葉を好きになっていなかったでしょう

私はこの言葉を「苦難の夜が続くが、決してくじけてはいけない」という意味で捉えています。
悲しい事があった日、感傷的になった夜は必ず、この言葉を思い出しているんです。

そんな「夜明け前が一番暗い」を見事に表現した曲がAimerさんの『down』なのだと思います。

私はこの歌を初めて聴いた時に初めて
このことわざの持つ意味がわかった気がしました。
「果てしなく広がるこの空に
奇跡なんてなくてもかまわない」という力強い歌詞で始まるこの歌は自分が絶望の中に居ようとも
力強く踏み出して行こうと背中を押してくれます。

この曲を聴かなければこの言葉も
知りませんでした。
そして、好きになっていませんでした。
好きなアーティストの存在はここまで大きいのかと
改めて感じます。

それでは、今回はここまでにします。

最後までお読みいただき
ありがとうございました!



いいなと思ったら応援しよう!