少しずつ、慣れていけばいい
先週は本当に疲れてしまって、くたびれてヨレヨレになっていました。
要領の悪い私は、自分の出来る精一杯を出し尽くして、頑張っていました。
精一杯やってもなお、みんなの普通には追いつきません。
今日も、何とか必死で他の方の仕事について行こうと頑張っていました。
前回の記事に書いたように、私の職場は保育園です。
今お預かりしているお子さんが2歳児さんですので、午後はお昼寝があります。
お昼寝が終わった後のこと。
午後のおやつを食べたり帰りの会をしたりするくらいの時間に、一つお仕事があります。
給食の時に使った、タオル地のエプロンの乾燥が終わるのがこのくらいの時間です。
(2歳児クラスでは、自分でエプロンをつけたり取ったりするため、扱いやすい物を園で用意し、清潔を保つために全て園で洗濯します。)
乾燥機からピー、ピーっと音がするのをいち早く気がついて、全て一人で畳んでしまいたい、という焦りのような、意地のようなものがすごく出てきた事に、今日気がつきました。
みんなに気が付かれないうちにさっとたたみ終えて、ふと、何でだろう…と考えていたら、私は少しでもみんなより多く仕事をこなしたいと思っている事に気がつきました。
自分は出来ない人だ(と自分で思っている)からテキパキこなせる人よりも少しでも多くの事に気がついて、役に立っていると思われたかったのです。
毎日やると決まっていることに加え、その都度出てくる雑用も、とにかく思いつく限り、ひたすらやっていきます。
新学期が始まってすぐの時は、まだ目の前の事に精一杯すぎて、余裕もなさすぎて、気がつけばもう夕方…という生活でした。
一週間と少しが過ぎて、保育者も子どもも、少し慣れてきました。それで今日、自分の思いに少し気がついたのでした。
ミスをしないように。他の方に迷惑をかけないように。自分の仕事をうっかり忘れないように。
そういうことに気をつけながら、さらに、誰がやるとも決まっていない仕事に気がついて、自分で終わらせられるように。
そんなことばかり考えて、過ごしていました。
私にとっては、かなり真剣で、必死な内容です。
けれど、必死だろうが何だろうが、周りの方々には関係のないことで、無事にお子さんを保護者の方にお迎えしていただき、日々の業務を滞りなくこなしていくことが大切なのです。
(ここでは、雑用や身の回りのお世話に関してばかり書いていますが、お子さんたちとの触れ合いや、心の安定のための関わり、身辺自立のための関わり、言葉がけ、遊びなどといったさまざまなことも、もちろん大切に行っています。)
とにかく今日も無事に1日を過ごせたことに感謝します。
こうして、少しずつ慣れていくことで、小さな経験も積み上がって大きなものになるし、そういうゆっくりとした歩みも悪くないと、信じています。
さてさて。
この先は、どうしようもない私のダメダメ生活を書かせていただきます。
情けなくて、恥ずかしい、ぐうたらな朝の一コマ、プラスα…。
私はこのように髪を振り乱して、やっとこさ毎日を送っているのですが、そうしているうちに、我が子の方に歪みが出てきました。
次男(中2)が普段は不登校なのを良いことに、現在、書類に目を通さず放置しておいたり、三男(小2)の宿題を見るのを後回しにしたりしてしまっています。
中学校では、朝の登校時、業者さんへお金を直接渡して教材を購入するというのがあります。
手紙を見逃していて、今朝が最終日だと気付いて青ざめました。
次男は不登校なので、きっと必要無いのだろうとは思うのですが。
いざ必要になった時に困るのではいけないので…。
爆睡していて、例え今起こしたとしても絶対動かない次男の代わりに、ひとまず慌てて学校へ走ったのでした。
*
学校へ行く前…。
連日の疲れから、私は昨夜お風呂に入っておらず、三男は放置気味になっていたので、身支度も時間割も宿題もなーんにもやっていませんでした。
体がしんどくてなかなか布団から出られずにいて、やっと起きたと思ったら、教材を購入する日だったと分かり、何を優先すればいいのかをぐるぐるグルグル考えました。
まずは三男の朝ごはん。
着替え、歯磨き、時間割。
宿題もやって!
集団登校は断って、中学校に先に行って教材を購入してから三男を送り届けよう。
とにかく私もシャワーを浴びて身支度を済ませないとっ!!!
と、あり得ないスピード感でスケジュールを組んだものの、そんなことは出来るはずもなく、グダグダで動かない三男を放置して、とにかく一人で教材購入だけしてきました。
小学校へは遅刻連絡を入れました。
結局宿題はほとんどやれなかった三男でしたが、何とか送り届け、少し早めに出勤する事が出来て、まぁ、ヨシ、と自分を認める事が出来たのです。
疲れているものは仕方ない、仕事も精一杯頑張っているのだし、ほかにどうすれば良いと言うのだ?という思いも少しはあって…。
ギリギリのところで踏ん張っている自分を、少しは認めても良いような気持ちで、今日を終えようとしていました。
またまた宿題が出来ていない三男でしたが、お風呂と歯磨きと仕上げ磨きだけは何とか済ませて、遅い時間に布団に行きました。
ホッとして、三男のランドセルの中を見ると、連絡帳にコメントがありました。
昨日の宿題はここ、今日の宿題はこれ、きちんと見てあげてください的な事が書かれていました。
ついでに、参観日の駐車場の件でお願いしてあった事(終わり次第すぐ出勤したいので駐車場使いたい)は、前日一旦許可してもらえたのに、今日改めてばっさり断られました。
身体的な理由でないと無理だと。
兄たちの時もいつも、仕事の合間に参観していて、徒歩で家まで帰ってから再出勤する時間が無いという理由で普通にオッケー貰えていたのに、何で今回ダメなんだ…と悲しくなって、さらに宿題しっかりやらせてくださいという言葉に、思考回路が停止してしまって。
気づいたら返信に、
ちゃんとやらせられなくてごめんなさい。
本人のやる気が出なくてすみません。要領悪くてご迷惑をおかけしてばかりで申し訳ありません。
ということばかり書き連ねてしまっていました。
些細な事が引き金になって、かなり追い詰められた気持ちになってしまったのです。
それだけ今の私は自分の器を超えて、無理をしている最中なんだと思います。
心が病んでしまわないように気をつけていても、思わぬ方向から飛んできた言葉に、一瞬でやられました。
多分、我が子の事をあまり良く思っていらっしゃないんだろうな、という内容のお電話を新学期早々にもいただいていて、今後はありのままの姿を伝えさせていただきますね!とも言われていたので一応覚悟はしていたけれど、私の中では完全に弱り目に祟り目状態です。
もちろん担任の先生は、ご自分のお仕事をなさっているだけだし、きちんと細部に目を光らせて、出来ない子を掬い上げようとしてくださっているだけなのかもしれません。
ただ、今の私には、たったこれだけの言葉でばっさり切られてしまうほどの強さがありました。
そして、同時に、自分自身も、職場の園で保護者の方と接する時に、同じような事が起きていないか、もっと気をつけないといけないなと、改めて思ったのでした。
また明日も頑張ろう、と、自分を奮い立たせていたものが、ぐちゃーっと溶けてしまったような気持ちにもなりましたが。
まぁ、客観的に見れば、ちゃんと宿題を見届けていない私がいけないのであって、ただの逆ギレですので、どこかにこの気持ちは収めないといけません。
眠れずにずっとnoteに向かっている私を心配して声をかけてきた長男(高2)に、
去年の担任の先生が持ち上がってくれたら良かったなぁ…
三者懇談行きたくないよぅ
と愚痴ったら、
アハハ
と笑って、
俺が三者懇談に行ってやるわ!時間があったらな!
と言ってくれました。
長男はその日が来たら絶対、
あ、無理、今忙しい
と言ってゲームをしているに違いありません。笑