メガネ男子のその後 小児弱視は早期発見がとっても大事!3歳児検診の視力検査は真剣に受けましょう。
一年前、小学校に入学してすぐの眼科検診で、三男は要検査の用紙を持って帰ってきました。
その時の私の驚きや衝撃、動揺、検査の様子などはこちらの記事に残してあります。
入学前の秋に就学時検診があって、その時の検査結果も、後から見返すと確かにB判定だったのです。
そこには、
経過観察
と書かれていました。
それは、素人の私にとっては、
様子見=ただ見守る
という判断につながったのでした。
近い親族はみんな視力が良くて、まさか眼鏡が必要だとは思っておらず、本当に軽く見ていました。
三男の普段の様子も相まって、検査をきちんと理解していなかったのだろうと決めつけていました。
さらにもっと言うと、3歳児健診の時も、見えていないようには見えない=見えていると思っていた私は、自宅で行う簡易視力検査を、本当にさっと済ませて、見えている判定をしていました。
でも、本当は、見えていたのは片目だけだったんですね。見えないながらも、ずっと力を入れて見続けていて、非常に疲れながら過ごしていたそうです。
左目は弱視という状態だということが入学後初めて分かりました。
弱視という言葉は二つの意味で使われるそうで、三男のケースで言う弱視というのは、視力がほとんど出なくて目が見えない、というのとは違います。
・遠視(近くても遠くても、ピントがどこにも合わない)のため、視力の発達が妨げられてしまった。
・見える方の右目ばかりを使ってきた結果、左目を使わなくなって、視力の発達が滞ってしまった。
・レンズで調整しても、視力が出ない。(メガネをかけても、裸眼でも、ちゃんと見えない)
これが三男の目の状態でした。
こちらのページが、レトロなイラストとともに、Q &A方式で説明してくださっていて分かりやすかったです。
眼鏡をかけて、一年生活するうちに、ちゃんと脳が画像を認識するようになってくれて、三男は現在、眼鏡をすればちゃんと見えるようになりました。
でも、これは個人差があって、見えるようになるかどうか、治療開始時には分かりませんでした。母親としてはある意味、賭けのような気持ちでスタートした治療でした。
目の成長にはタイムリミットがあり、弱視治療を6歳を超えてからスタートするのは、少々遅かったのです。
三男はギリギリ滑り込みで間に合い、セーフでした。
小さなお子さんの目について、おかしいなと少しでも思われることがあれば、すぐに眼科を受診されることをオススメします!
今回もらってきた視力検査結果のお知らせは、なんか変だったんです。
裸眼視力が両目ともA判定。
矯正視力は左目がB。
って…え?逆じゃない?裸眼がBでしょ?と思ったんですが、眼科の先生はそこは大した意味はないと感じておられたようでした。
子どもは調整力が強いため、検査の時に頑張って見えてしまうこともあるとか??そんなことも言われていました。
私的には書き間違えではないかなと感じていましたが、まぁ、どちらでもいいですね。まだ治療中で、眼科には定期的に通っているので。
とにかく、一年前に発覚したのはラッキーでした。
治療が間に合って、現在は矯正視力も上がっています。
さて。
喉元過ぎれば…と言うように、一年前の焦りや恐れは過ぎ去り、眼鏡もしっかり定着した今、気になることは、次の眼鏡の購入に関することです。
小児弱視の治療用眼鏡は、健康保険から助成金がいただけるので、その範囲内であれば実質無料で購入できます。
色々細かい規定があって、ネットで見ていても訳が分からなくなります。
前回は完全に
弱視
だったので、助成金を受けることが出来ました。
0〜4歳は1年に1度、5〜8歳は2年に1度助成を受ける事が出来るようなので、三男はあと一回、助成を受けられます。
しかし、規定によると、弱視の治療はオッケー、遠視はダメと書いてあるのです。
今回の診断は弱視が消え、
遠視
のみの記載に変わりました。
それは喜ばしいことなのですが、眼鏡は継続して使う必要がある中で、助成金が受け取れないのは痛いなあというのも正直なところです。
ただ、治療用眼鏡の更新というのに当てはまるのかも知れないので、もしそうだったら家計も助かるな、と思います。
また何か分かれば、記事にしたいと思います。
ネットで色々と調べる中で、福岡県にある眼鏡の一心堂さんが子ども用メガネの払い戻しについて親切に説明してくださっていました。
どなたでもご利用くださいとの事ですので、リンクを貼っておきます。
小児弱視について色々調べてみても、ネット上の情報では痒いところに手が届かない感がどうしてもありました。
私の経験が少しでもどなたかのお役に立てたら嬉しいです。
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