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「イラスト垢」を作ってから「初めての個展」まで
こんばんわ🌙
イラストレーターのヨシフクホノカ です。
さて、前回の「noteはじめました💭」の記事に続いて、2つめの記事になります!今回はInstagramの方で事前にフォロワーの方から質問を募集させてもらっているので、その中からいくつか選んで回答させていただきたいと思います。
ありがたいことにたくさんの質問をいただいており、その中から厳選して3回に分けて「第2弾」「第3弾」と続けて記事にしていこうと思います!もしよろしければどうぞ最後までお付き合いくださいませ^^
まずはじめに、今回ダントツで多かった質問から。
この質問は本当に多かったです!
今回はあくまでわたしの場合としてのお話になってしまうので参考になる部分がどれだけあるかわかりませんが、エッそういうパターンもあるんだ!くらいの気持ちで見たいただけると嬉しいです。
イラストを描くこと自体は3歳くらいのときから好きで遡るときりがないので、今回はわたしが「Instagramのイラスト垢」を作ったところから「初めての個展」を開いたところまでのお話です💭
大学3年になったくらいの頃(曖昧でごめんなさい)、無性に80~90年代のカルチャーや音楽に惹かれた時期がありました。もちろん今も好きですが、その頃の80~90年代への憧れは特に異常だったと思います。生きたことのない時代だからこそ感じる魅力と、平凡な大学生活から連れ出してくれるような"秘密基地感"(伝われ)にとても刺激を受け、それから「懐メロをテーマにしたイラスト」をちょこちょこと描くようになりました。
覚えているものだと、制服/松田聖子('84)や後ろから前から/畑中葉子('80)などです。我ながら渋いチョイスだと思います。
そして、せっかく描くのだから誰かに見てもらいたいな、と思いイラスト専用のアカウントを作りました。確か、ちょうどこの頃にiPadも買いました。
当時知り合いにイラストレーターの人もいなかったので、Instagramからお仕事に繋がるかもという発想は全くなく、ただの自己満としてのスタートでした。
それから、懐メロイラスト以外にもいろんなイラストを描くようになり、絵柄を迷走しつつもイラストの投稿を続けているうちに少しずつ見てくれる人が増えるようになりました。ちなみに、今の絵柄になってからは時代感を意識することはなくなったのですが、今でも90年代感があると言っていただくことが多いので、懐メロルーツはずっと残り続けてるんだなあと感じます。
そして大学3年の終わり頃、わたしのInstagramを見てくださった福岡のBUY ME STANDというサンドウィッチ店の店員さんから「うちの店で個展をしませんか?」というDMをいただき、嬉しい反面わたしなんかで良いのだろうか…という不安もありましたが、店員さんの熱意に背中を押してもらい初個展を決心することができました。
ちなみに当時のフォロワー数は1000人弱くらいだったと思います。
こちらが、その初個展の様子です🌷
2年前とはいえ、かなり懐かしく感じます。とっても良い思い出です。
あと、イラストレーターになったきっかけについては、昨年のViVi10月号で掲載していただいた際のインタビューでもお話しているので、もしよければこちらも合わせてご覧ください☻
今日はもう1つ答えていきます!
この質問もよく来るので、いつかゆっくり答えられたらなと思っていたものです💭
まずはやっぱり、何事も続けるということが何より大切だと思うんです。なんだ〜そんなありきたりな事か〜、と思われたかもしれませんが、本当にこれに尽きると思います。だって、続けないと終わってしまうから。せっかく好きでやっている事を終わらせてしまうのは、もったいない!
だから、ここでは「絵を描くことを"楽しく"続けるためにわたしが心がけていること」についてお話しします。
【とにかく、描きたいときに描く】
いくらイラストが好きでも、朝起きてから夜寝るまで、絵なんてぜんっぜん描きたくない1日もたまにはあるんじゃないかと思います。わたしも結構あり、ひどい時はそれが何日か続き、もしかしてこれ一生モチベーション戻らないんじゃ…とめちゃくちゃ焦ったほどです。そのとき、無理に描こうとして、でも案の定うまく描けなくて自己肯定感だけがただひたすらさがり、40時間一度も眠れなかった日が1度だけありました。流石にあの時は、死ぬかと思いました。
その経験から、とにかく描きたい!と思うときが来るまでは、無理せずひたすら待つことにしています。イラストのことを考える事すらしない。そしたら、ある日突然思い出したかのようにモチベーションが復活して、わたしはそういう時の方がめちゃくちゃ良いのが描けたりします。
ちなみに、その今でも忘れられない40時間不眠ブランクを明けてから描いたイラストがこちら。
40時間抱えていたフラストレーションから解放され、一気に風が突き抜けたような爽快感を感じます(笑)
このイラストがきっかけでファンになってくれた方も結構多いようで、いろんな意味で思い入れのあるイラストとなっています。
【欲求を写す】
続いて2つ目。
欲求を写す、なんて小賢しいことを書いていますが本当にシンプルなことで、例えばこういう人になりたい、世界がこうだったら良いのにという欲求や野望をイラストに反映してみる、ということです。
特にわたしのイラストはそれが分かりやすいんじゃないかな、と思います。
全てのイラストがそうじゃないけど、そういう欲求みたいなものからイメージして描いたものは結構あります。
イラストそのものについて、あまり詳しく説明するのはちょっと恥ずかしいので、参考程度にイラストだけ載せておきます(笑)
「絵を書くことを"楽しく"続けるためにわたしが心がけていること」はざっとこんな感じです。
もっと技術的なことが聞きたかった…という方がいたら申し訳ございません😓
でも「描かなきゃ」よりも「描きたい!」という気持ちで続けることから得たものはとても多かったので、今日はこんな記事にしてみました。
さてこんな感じで、次回からも引き続き質問コーナーでお送りしていこうと思います。長くなりましたが、最後までお付き合いいただきありがとうございました^^
もし良かったら、♡の方ポチッとお願いします!
ではまた次回。