【蠍座新月①】～心の奥底からの本音を、時間をかけて育む～

11月1日　21：47ごろ
蠍座で新月です。

🌑新月とは

新月は、種まきの時期。

太陽と月が重なることから、
意識（太陽）と無意識（月）とが出合う接点とも
言われています。

無意識と意識を統合させて
新しく挑戦する時期です。

🌑🦂蠍座新月のメッセージ

水のエレメントに天体が集まり
気持ちや感情を温めるような時期。

一方で、牡羊座の満月以降
火星と冥王星が太陽を
焚きつけるような配置をとることで、

隠れていた内側の思いや意志が
炙り出されるようなことも
あったかもしれません。

見ないようにしてきたことほど
気づかないようにしてきたことほど
このタイミングで
直視せざるを得ない状況になる印象です。

感情をえぐるような感覚ほど
今の自分にとって必要な感情であり
対峙していくべきもの。

毎日5分でもいいので
感情日記やジャーナリングを通して
自分の内側とつながる時間を
とってみてくださいね。

◆心の奥底からの本音をみつめ、時間をかけて育む

月と太陽が位置するのは
4ハウス。

4ハウスは
心の基盤、ルーツ、家系などをあらわす部屋。

自分の大切にしたい気持ちや
心の奥底からの本音を見つめ直し
自分自身をじっくりと育てていく

そんな新月です。

新月は土星と結びついています。

土星は「結晶化させる天体」

思いと行動を一致させて、固めていく
経験を通して形にしていく

そのためにも

ふわっとした思いを
具体的に書き起こしてみたり

それを実現するための行動に
落とし込んでみてください。

◆目標は、ワンランク上の自分の姿に設定する

新月から満月のサイクルは約半年。

今回の新月は
土星との結びつきのみの配置なので
土星を意識することが大切です。

土星が位置するのは
9ハウス。

9ハウスは、専門的な学び
宗教や哲学、メンターなどをあらわす部屋。

この新月では
ワンランク上の自分に目標設定してみましょう。

背伸びして自分の精神的成長を
うながしていくようなイメージで。

蠍座は、腹を決めたら一直線。
そのための諦めない底力と
胆力を備えています。

半年後の自分の姿に対して
迷いなく進んでいくことを意図設定しましょう。

◆守りのための攻め。環境の変化も恐れず進む

アセンダントには火星が位置していて
スタートダッシュができそうな
勢いのある新月図。

火星のサインは蟹座なので
“守りのための攻め”
が功を奏すような印象。

新月の位置が
蟹座－月のホームである
4ハウスにあることからも、

自分が大切にしたい思いや
育んでいきたい
大切な人との関係性
というものが活力になるのではと思います。

火星と向き合うかたちで
ディセンダントには冥王星がいます。

自分が「こうしたい」
「こう生きる」と決めた時
周りの環境の変化はまぬがれません。

今までと同じ人生ではない
違うルートを選んだ場合、
少なからず「変化」が伴います。

今までと同じのままで成長したい
というのは、難しいのかもしれません。

しかし
あなたの気持ちに見合うような
これからの未来にも
つながり合う人たち、環境が残ることも確かです。

痛みが伴う変化は
未来の自分を支える成長痛に。

思い切った方向転換で
離れる物事があったとしても

それまでの関係が嘘だったなんて
自分の選択が間違っていたなんて
思わなくていいのです。

◆本音を隠さない。いびつでも尖っていてもいい

トランスサタニアン同士の小三角に
水星と火星が結びつき
エンベロープ（封筒）を描きます。

このエネルギーは
水星が受け皿となって発揮されます。

蠍座の水星は、5ハウス。

自分の思いをストレートに表現していくこと
言いたいことを大胆に伝えること

アセンダント近くの火星とも
結びついていることから、

粗削りでもいいので包み隠さず
そのままの気持ちを表現していくことを
意識してみてください。

②へ続きます★