4月になれば彼女は
少しだけ久しぶりに綴りたくなりました。
ずっと大好きで大切にしていたお話の映画化。
大好きなキャストの方々とともに大好きなお話が映像化され、興奮を抑えきれぬまま映画館に行ってきました。
愛することを、好きになることを、その気持ちを伝えることを怠っていくようになった。それなのに気付かないふりをして過ごしていた。そんな矢先。この本を手に取り、落としていったものをひとつずつ拾い上げてくれたような。そんな不思議な感覚。涙がとまりませんでした。
傷つくことを恐れて、対立することを面倒くさがって、いなくなることに怯えて、"愛"から真っ直ぐに向き合うことをしていなかった私。
空っぽになっていた心にゆっくりお湯を注いでくれた様な感覚。
素敵な作品に出会えました。
映画も原作と違わず、描写、セリフ、人物像、全てを崩さずより鮮明に繊細に映しだされていました。
誰かを懸命に追いかけて、真っ直ぐに好きだった気持ちを持っていた頃の自分に会いたいと思う気持ちは私も持っています。追いかけていた"人"よりも"自分"に会いたくて、なりたくて特別な感情を抱いています。
愛することを共有しあったものたちだけが、愛が減ることを確認しあえて乗り越えていくことが出来る。そんな素敵な人といつかは巡り会いたいなと思います。
"愛"を恐れず、真っ直ぐに大切に温めていけたらいいなと思います。
毎日存在する愛しいもの、ことを大切に優しく保存し、愛でていくことができたらなと。
フィルムカメラ。本格的なカメラ買いたい欲上がりました。
まだ行ったことのない海外にも足を運べれたらなと思います。