暗誦 を する
おはようございます。
きょうは有休です。しみじみと、伸びをする
そういえば斎藤茂吉に次の歌がある
時のまのありのままなる楽しみか畳のうへにわれは背のびす
斎藤茂吉 昭和六年(歌集『石泉』所収)
休日の空いた時間は、本を読む。
短歌については、書写することが多い。
そして、書写した歌を
ひまをみては、暗誦する。
これが効く。非常に効く。
いまは茂吉『白き山』の歌を
暗誦している、思いつくままに
以下載せると
蔵王より離りてくれば平らけき國の最中に雪の降る見ゆ
斎藤茂吉 昭和二十一年
しづけさは斯くのごときか冬の夜のわれをめぐれる空気の音す
おしなべて境も見えず雪つもる墓地の一隅をわが通り居り
実にいい、暗誦し果せたとき
なにか、小さな達成感がある。
歌についての学びであるが
教本を読む、また書写なども。
加えていいのは、やはり上達者との
歌会であろう。
良いうたがどういうものであるかという
そのヒントや、自分の「手癖」が
わかる意味でも。
教本で私が師匠らと
ひたすら読んだのは以下の一冊
懐かしい。
でも、良著。