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atelier_earth
やわらかく
詩文にこめた。きもちについて
私というものも、又、一人の他者である。
このことに気づくことは
案外少ない
自分と向き合っている
ということ、対象とし得る私
それは発する私
というより、受ける私です。
その私というもの、これも
又無数の他者とかかわりあって
生きてる。ゆえに
わたしはわたしとして
他者の一部、この世界の一部
であるという
そこが沁みとおると
この世界が一つの明るく
かがやく珠ということが
みえてくる。
そこにおいて、主体性なるものは
二重、三重に
厚みを帯びたものとなる。
私は私を過度に苦しめない
他者においても、追い詰めない
裁かない
それは私の一部でもあるから。
世界は世界のままで
それぞれに無数の
有機体や、無機物が
肩を寄せ合い、存在する。
この不可思議なるものが
光を放つ。
この考えを押し詰めると
所謂、華厳経の考えに近づく。
きょうはこの本を
いよいよ、秋ですね。