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辿り着くことの無き 為に



こんばんは。秋の夜長
ようやく涼しくなりましたね。こういう
時はライブを聴くにかぎる。
ローリングストーンズのブエノスアイレスライブの
盤を聴いてます。
ミックもキースも元気!


そして、極たまにですが、開く
クリシュナムルティの最後の講話を読んで
しびれました、
「私が指摘してよろしければ、私たちは、何が
正確なのか正確でないのかについて、
議論しているのではありません(以下略)」


私はここで、人の思考というか
営みを思うのです。生というものは実に
迂回を常としています。
そして葛藤を生み、葛藤を打す。
何故なのでしょう、この歳になって
思うことは、


人は行きつくことを、避けることに
よって、生きるのだ。
という、Paradoxです。


なら、行きつくとは何でしょう
それも、分からないのです。
ただ、行きついた時に、人は
ふと、その命数を終えるのでは
なかろうか。
そう、私は考えて居ます。


それは些か、Pessimisticではなかろうか
とも、思うでしょう。
それも又、迂回なのです。


どうか、皆人生の旅を。
辿り着くことのなき為に、そして
その途上で
貴方に会えますように。


あ、クリシュナムルティの講話はこれを

あえて言えば、ダイアローグの醍醐味
を味わえます。
貴方が変わり、わたしも変わるのです。
それ故、あなたは変わったと感じないし
私も同時に変わったと感じない
でも、二人ともに、変わったのです。
実に、実に、です。


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