トイレットペーパー狂想曲
ちょっと面白かった(いや、困っていたんだけど)ことを書こうと思う。
「トイレットペーパーが手に入りにくくなる」というデマが流れて、ほとんど全ての店頭からトイレットペーパーが消え始めた頃(今もきっと手に入りにくいだろう)、私は阿呆なので呑気に構えており、「まぁ、流通網が死んでしまったわけではないし、2週間もすれば元に戻るだろう」と思っていた。
その時のトイレットペーパーの残ロール数は大体6つ。既にあまりない。
さて、2週間で元に戻ったかというと、全く。いつ見ても近くのスーパーにトイレットペーパーはなく、残りのトイレットペーパーもかなり心許なくなっていた。
これはまずい、真剣に対策を考えなくては、と思っていたところに、この買い溜めの状態を心配する友人からメッセージが届いた。
大丈夫かと質問されたので、「全然ダメ、トイレットペーパー買えない」と返事をすると、「これは、Lotaを使い始めるしかないね!」と返ってきた。
あ〜、確かにな〜、トイレットペーパーを使わないという選択があったか、と目から鱗であった。
ちなみに、Lotaというのは何かというと、このポットのこと。インドなどにある手で洗うトイレスタイルで登場するポットですね。
さて、とはいえ、なかなか直接手で洗うというのは勇気がいる、というか、慣れないので、毎回えらいことになりそうだ。
もうちょっとなんとかならないだろうか……、と思って調べていたところ、このなんだかイケてる感じの動画を発見した。
で、こちらでは携帯ウォシュレットを使っていた。なるほど!
携帯ウォシュレット+ミニタオル、というスタイル。
まだ、そっちの方が実践できそう……、と思って、Amazonで真剣に携帯ウォシュレットを調べ始めた。充電式のやつだと面倒なので、ボトルを押すことで水が出るタイプがいい……、など、各携帯ウォシュレットの仕様を細かくチェックを始めたところで親から連絡があった。
「あんた、トイレットペーパー買えた?どうせトイレットペーパーないやろ。こっち、もうスーパーにあるから送っとくわ!」
おぉ!なんと!福音か!
トイレットペーパーが届く!嬉しい!
というわけで、私の家への携帯ウォシュレット(もしくは、Lota)の導入は見送られ、頭では携帯ウォシュレットの方がエコだし節約だと分かっていても、やっぱりトイレットペーパーがいい……、と現代っ子丸出しで喜んでしまったのでした。
ちなみに、Lotaについては、このビデオが詳しい。というのは嘘で、ただただ笑える。
最後まで読んでくれてありがとう。