運命のドラゴン 泥の翼のクレイ
世界1500万部のファンタジー・シリーズ『ウイングス・オブ・ファイア』の第一巻『運命のドラゴン 泥の翼のクレイ』が刊行目前になりました。作者のトゥイ・タマラ・サザーランドはカナダの児童文学作家で、このシリーズはスピンオフや短編集も含め、現在15冊以上が刊行されています。
今回は『ランド・オブ・ストーリーズ・シリーズ』や『シャーロック・ホームズの護身術 バリツ』と同じチームでの作業となりました。もう13冊も同じチームでやっているので、連携が非常に速やかだし、遠慮なく意見も言えるしで、とても快適な環境です。他にもいろいろ企画があるので、このチームは長い付き合いになりそうだと思っています。
さてさて、本書はドラゴンが支配する空想世界の物語。世界の覇権を争うドラゴンの王女たちや、その戦いを止めるべく自らの運命に翻弄される竜の子たちの壮大なストーリーです。まだ刊行前なので内容についてはそのくらいにしておきますが、めちゃくちゃ面白い! 子供から大人まで、けっこうどんな人でも楽しめる内容になっていると思いますので、ファンタジー好きにはぜひとも手にとってもらいたいと思ってます。
ちなみにNetflixでアニメシリーズが予定されていたのですが、残念ながらそれは頓挫してしまったとのこと。しかし、今年の2月、Amazon MGM Studiosにより、新たなアニメシリーズ企画が進行中であることが発表されました。詳細が見えてきたらお伝えします。個人的には、Netflixのシリーズは絵柄的に日本でウケが悪そうだったので、頓挫してくれてよかったかもしれない……。
日本語版はオリジナルのイラストではなく、山村れぇさんが描いてくださっているのですが、これがもう最高なのです。めちゃくちゃいい! どうせなら世界でのアニメ化も、この絵柄でやってくれないかなあ……と思っています。絶対そのほうがいいんだけど。
現在は、第2巻の翻訳中。予定通りに行けば、こちらも年内の発売になります。今はまだシリーズ途中までしか翻訳権が取得できていない状況ですが、その分が売れ行き好調ならばどんどん続きもやっていくので、ぜひぜひよろしくお願いします。
発売まであと2日!
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