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3月

今日もおはようございます。

普段は小分けにされて出現するような事があれもこれもと降ってかかるような賑やかな昨日でした。その中のひとつが、「あるかと尋ねられて今日はないですと言ったけれど…」から始まる約三行で済みそうな出来事を一日かけてやりとりしていました。タイミングが良ければ即決なのに、それぞれが食らいつくので二転三転していくのですね。気が気じゃなかったけれど、おもしろい一日でした。

昨日は節句。ひな祭りでした。
私のひな祭りの思い出は特にないけれど、お雛様を認識した頃は「すごい!こんなすごいお雛様の人形が家にあるなんて!」と喜んでいたような気がします。ガラスケースに入った雛人形は庶民的な家には飾るのも保管しておくのも大変そうでしたが、そんなことは知らない幼い頃は飾るのが本当に楽しみでした。こっそりとガラスケースの扉を開けて、隅々まで触れるとこは触って確かめ、開けられない時はじっと眺めていました。(菱餅を食べてみたくて仕方がなかったですよね…)

詩を見直していたら全然好きになれないものが五つもあって、ぽい…としました。元々の数が少ないのにそんなに減ってしまうとなんだかなあというわけで作ったわけではないけれど、そろそろまた作れたらなあとぼんやり思う日々です。毎日は作れないものなのだろうか。

別れの季節というけれど
心の準備ができるわけじゃない
幾度となく経験しても
出会ってしまう別れに
備えておくこともできず
慣れることもない
別れが痛みに色濃く移り変わり
消えない過去になる
あの日の記憶は
体を貫く
純度の高い季節のよう

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