イタリア旅行おすすめ携行品<後編>
さて、一般的なおすすめグッズの前編とはうってかわって
後編では「信じるか信じないかは、あなた次第」の要素が加わります。
そんなアイテムで記事を書くの?と思われても当然なのですが
旅先で快適に過ごしたいアラフィフ女性には刺さるのでは?
という一縷の望みにかけます。よって、説明がいちいち長いです。
では、行ってみましょう!
1. 生理用おむつパンツ
早速読者さんを置き去りにした感がありますが
どうか説明だけでも読んでみてください。
私は更年期前半で、生理が不順になっていて、量もタイミングも不安定。
突然大量に出血してしまうことも、数か月に1度ほどある。
で、2か月前、1か月前の間隔が順調に続いた場合
本来ならばこの旅が始まるころには、ちょうど生理が終わるはずだった。
なのに
来ない。
空港からの移動中、長距離列車やバス内、宿泊先での睡眠中、古都散策中
トイレに簡単に行けない中、突然ドバっと出てしまったらどうしよう?
この不安を一気に解消してくれたのが、おむつパンツ様です。
快適だ、快適過ぎた!!!なんなら履いていて気持ちがいい!!!
結果、生理は来ませんで、杞憂に終わったため
行きの荷物はかさばったものの、帰りはお土産用スペースになりました。
同じ悩みをお持ちの方、超おすすめなので、ご参考になれば幸いです。
2. ヘアケア製品+歯ブラシ
宿泊先のシャンプーが、「髪・身体用」というとても雑な代物でした。
コンディショナーなんてものはありません。
(ミラノのホテルなんて、拷問のような質でした)
アメニティ慣れしている在米(もちろん在日もよね)組からすると
「激安チェーンホテルでさえ、普通はメイク落としもあるぜ?」と
思ってしまったわけです。
なのに、綿棒とコットンパフ、靴磨きはあるという、謎セット。
これが、イタリアの定番なんだろうか…?基準が男性なのか??
素敵なイタリアブランドの製品があるのかな?なんて夢見てたのにな。
現地調達でもいいのですが、買う時間がもったいないと思うので
コンディショナーとヘアオイル、歯磨きセットは持参しましょう!
3. カジュアル系バッグとブーツ
(優雅にブランドバッグと長財布などを持って行かれる方は
全く参考にならないと思うので、読み飛ばしてください)
私はとにもかくにも、旅行中に石畳をガンガン歩く気でいたし
絶対にスリに会いたくない、という一心で準備をしていましたので
財布もオシャレなバッグも、持って行きませんでした。
その代わり、カジュアル系だけれど野暮ったく見えない
小さめバッグと足になじんだブーツをお供にして成功しました!
バッグはAIGLE(黒)をショルダーのストラップを最短にして
常に体の前でクロスした形で持つことに。
小さくて軽いのに、大量に入るし丈夫で撥水効果もあり最高の相棒でした。
ファスナーのひもを両端のフック留め具に掛けて
ナイフで切られない限りは簡単に開けられないように工夫しました。
ブーツは数年履いて足になじんだUGGのSimmens。
購入時のレビューに、アウトドアにも観光にも最適、とあって
雨や寒さも感じず、まさにその通りで、愛用してきました。
ほどよくクッションがあって暖かいし、長時間歩いても疲れなかったです。
4. おしゃれめ撥水性コート
これも持って行って良かったです。
古都散策はダウンジャケットだけれど
街中(特にミラノ)ではカジュアルを前面に出す服装はしたくなかった。
でも、ウールのロングコートを持って行くとかさばるし
雨や雪に対応できない。
そこで、撥水性の軽量ロングコートを持って行くことにしました。
素材はカジュアルでも、ベルトもついていて、遠目からは普通のコート。
もちろん色は黒にしました。
防寒のデザインがしっかりしている分、ちょっと重量があったけれど
しわになる心配もないので、こちらも重宝しました。
5. 睡眠導入サプリ
寝不足で旅行が満喫できないのは、本当に辛いですよね。
私はメラトニンを毎晩寝る前に飲んでいました。
おかげで、普通に家で寝ているときよりもぐっすり眠れ
朝もサクッと起きられました。
6. マスク
私は日常でも、公共交通機関や込み入った場所ではマスクをします。
いまだにコロナ感染を恐れているの?と笑われるかもしれないのですが
不衛生な都市在住のため、私同様にマスクをしている人は普通にいます。
それが習慣化されていて、もちろん飛行機の中でも、旅先でも
人混みのある場所では、すすんでマスクをしていたので
咳をしている人が近くにいても、安心して過ごせました。
コロナだけでなく、風邪やインフルの予防になるし、防寒や乾燥対策もでき
思った以上にマスクをしている人も多かったし
変な目で見られることも全くないので、持って行くと良いと思います。
7. ポケットサイズの双眼鏡
これは本気で鑑賞したい人向けに、是非おすすめしたいです。
教会内のフレスコ画や、建築物の外観などは
至近距離で見ることができない、繊細なアートで埋め尽くされています。
なんとなくデザインで見る以上に、質感や人物の表情を汲み取れ
あたかも目の前に対象物があるかのように見ることができます。
ただし、見ているときりがなく、膨大な時間を費やしてしまうので
夢中になりすぎることには注意が必要ですね。←私だけ?
8. S字フックとちびハンガー
よく、無印良品のS字フックについて書かれていますが
私は結構大きめの、というか細い金属製を3サイズ持って行きました。
トイレでバッグやコートをかける場所がない時などを想定していましたが
帽子やマフラー、ちょっとした買い物品などをさくっと掛けられるので
極薄のちびハンガーとともに、宿泊先でも活躍しました。
全くかさばらないので、もしもに備えておくと快適度があがります!
以上、私が今回の旅で持参した、快適に過ごすためのアイテムでした。
帰国後も時差ボケもほとんどなく、仕事に戻ることができましたし
なにより、安全に旅を満喫できました。
次回は、私の携行品とは別に
旅を快適にした、アイデアに関する準備について書こうと思います。