アメリカ刑務所では「マルちゃん正麺」が通貨ってホント?『貨幣の歴史』(原書房)が意外すぎた
お金はどうして生まれたかご存知です?
「物々交換を簡単にするために生まれてきた」……というのはアリストテレス由来の俗説です。
コインが生まれるよりはるか昔に、「借金」の概念があった?!
ギリシアの都市国家はどうしてコインを鋳造したの?
アレクサンドロス大王がペルシア遠征で10万人の兵士を動員するために支払ったのはいくら……?
アメリカの刑務所で「マルちゃん正麺」が貨幣になっている理由とは。
意外すぎるお金の歴史を、ぎゅっと要約してお届けします。
▼今回紹介する本
『〈ヴィジュアル版〉 貨幣の歴史』
デイヴィッド・オレル(著)角敦子(訳)原書房 2021
『縄文人に相談だ』
望月昭秀 (著)国書刊行会 2018
▼「お金とは〇〇だ。」を考える「ほんのれん」旬感本はこちらの5冊!
『ふしぎなお金』
赤瀬川原平(著)筑摩書房 2022『〈ヴィジュアル版〉 貨幣の歴史』
デイヴィッド・オレル(著)角敦子(訳)原書房 2021『浮世絵と芸能で読む 江戸の経済』
櫻庭由紀子(著)笠間書院 2023『21世紀の楕円幻想論─その日暮らしの哲学 』
平川克美(著)ミシマ社 2018『お金のむこうに人がいる─元ゴールドマン・サックス金利トレーダーが
書いた予備知識のいらない経済新入門』
田内学(著)ダイヤモンド社 2021
▼ほかに紹介した「お金本」
『ふしぎなお金』
赤瀬川原平(著)筑摩書房 2022 を紹介しています↓