中学性日記 10話 教師の強権

ゆーじは学校が好きだった。先の出来事以来、何故か仲の良かった先生ともギクシャクしたが別に良かった。むしろ生徒間の間では、ゆーじは支持されている?そんな雰囲気を特に女子から感じた。あれ以来、変な呼び出しはなくなった。

しかし……

卓球部でのゆーじ、T中のいわゆる先生によるイジメが陰湿化した。

ある日いつもどおり二人は卓球台で遊んでいた。他の部員はメニューをこなしていたが戦力外通知(🏓の腕は関係なく)受けていたのだった。

K川が来たので、いつもどおり形上集まって訓示して練習再開なのだが

K川「お前ら!ゆーじとT中が真面目に練習をしないのは、周囲のお前らにも責任がある!よって2人はそのまま自主練習。他の奴等は5時半まで正座だ!」

え?そんな命令聞く必要ないやろ?渋々正座を始める皆んな。

二人は流石に手を止めて「お前ら、どうせ自主練習だろう?立ち上がって練習しようや?」

皆んな押し黙る。

「お前(ゆーじ)が余計な事するからだ‼︎」

おもわずゆーじは手刀が振り上げて、後ろにいるT中が止める。

T中「だから言ったろう?生徒が先生に逆らうって事は、なんだってできるんだ」

手を下ろし、フゥ〜と深呼吸する…ゆーじ。

面白いやないけ!ここまで面白くさせてくれて、ありがとう。

確かになぁ…先生は殴れないわ。普通は。

でも手はあるんだな。公務員の弱点は上の権力に弱いって事だ。


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