職場みんなが恋してる? 第三話 不倫なの?
さて、普通に仕事にも慣れた。そもそも同じ内容の業務だし、僕は風林火山だから。え?知らないの?『早きこと風の如く、静かなる事林の如く…』のあれ。
まあ、動かない時は動かないけど。数字には確実に結果を出していたので文句は言われなかった。
そのお店には後輩の店長、まあこれはNOと言えないから店長になったようなものだ。あと次席、まあ副店長みたいな彼がいるのだが、その彼は前の店の時僕も指導してたらしいのだが…覚えがない。年齢的には驚異的出世だが、大問題があった。
その彼はまあまあの男前だが既婚者だ。やたらやたらと画像のような(イメージね)化粧の濃いパートさんと話してる。たまたまそのパートさんが親しげに…
「ゆーじさんってこの店で好みの女の子いる?」と聞く。この女性、そのあとも業務の事全く聞かない…そもそも仕事しているかも不明である。
「マコトちゃんかな。」適当に答える。
そうすると、先の副店長T君がメッチャガンくれて来てそのパートさんを手招きする。へ?と思って店内で業務していると、ドカンとか、ガンとか音がして
「他の男と喋るんじゃねぇ!オラオラ!」と聞こえる。
ゆーじがバックヤードに行こうとすると、後輩のY田が静止してきて
Y田「あれ、いつもなんです。大丈夫。暴力はないし、壁👊です。」
へぇ?マジでも…マコトちゃんがそっと僕の肩に手を置いて
マコト「あれ、プレイなんですよ😏」妖しげに微笑むマコト。
これは、まだまだ序の口だったのをこの時のゆーじは知らない。