認知症状のレビー小体認知症状とはどのようなものなの?

✴レビー小体型認知症=実際にはいない人が見えたりする「幻視」眠っている間に怒る人も怒鳴ったり,奇声をあげてしまう異常行動などの症状が目立ちます。

手足が震える、小刻みに歩くなどパーキンソン症状が見られることもあります。

頭がはっきりしたり、ぼーっとしたり、日によって変動することも特徴の一つとされています。

 

 

 

人間だれしも日によって違ったり、ぼーっとしたりきりッとしたりはありますが、判断するのも慎重になりますが、やはり特徴がたくさん出てきたりします。

 

 

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上で出たパーキンソン症状=パーキンソン症候群=自分の意志とは関係なく手足が震えたり、前かがみで小刻みに歩行したりなどを特徴とする神経系の病気。

原因は不明とされています。

 

 

レビー小体の原因=脳の神経細胞の中に「レビー小体」と呼ばれる異常なたんぱく質の塊が見られる。このレビー小体が大脳に広く表れると、その結果認知症になるということですね。

脳の様子ははっきりとした脳の萎縮は見られないことが多いとされています。

 

レビー小体の症状の進み方は調子が良い時と悪い時を繰り返しながら進行していきます。

 

 




 

 

認知機能障害=注意力がなくなる、モノが歪んで見えるなどの症状が現れます。

物が歪んで見えるのはとても本人も苦痛を感じることと思います。

(自分が歪んで見えた状態だとすごいストレスだと思います。)

レビー小体型認知症では最初は記憶障害は目立たない場合もあります。

 

✴どんな認知症状であっても人それぞれ個人差があるということですね!

 

 

認知機能の変動=時間帯や日によって、頭がはっきりしていて物事をよく理解したり判断したりできる状態とぼーっとして極端に理解する力や判断する力が低下している状態が入れ替わり起こります。

 

このような状態の時怒りっぽくなる傾向があると思います。急に怒り出したり何とか気分を転換しようとしても中々本人の気分も怒りのほうへ向いてしまうことが多いと思います。(体験上これも個人差あります)

 

BPSD(行動・心理症状)

 

✴幻視=実際には見えないものが本人にはありありと見える症状です。

「知らない人が家に入ってきて座っている」よく聞きました。

「虫が飛んでいて邪魔をする」「あの人が見ている」

このようにとても具体的です!

✴錯視=人形を女の子と見間違えていたり、丸めてある洋服を動物と見間違えてしまったり。このようなこともよく見られる症状です。

 

 

睡眠時の異常言動=眠っている間に大声で叫んだり、怒鳴ったり、奇声をあげてしまったり暴れたりすることがあります。

レム睡眠中に起こしやすいことから、レム睡眠行動障害といいます。

 




 

 

レム睡眠=身体は寝ているが脳は活動している状態なので、夢を見ていることが多くある状態の時。

 

抑うつ症状=気分が沈んだり悲しくなり意欲が低下する症状です。

抑うつ症状はレビー小体型認知症の50%にみられるといわれています。

とても高い確率ですね。本人も何かしらの悩みや体や脳の異変に心の中で戦いをしているのでしょうね。

 

 

身体面の症状

 

パーキンソン症状=動作が遅くなったり、無表情、筋肉のこわばり、前かがみで小刻みで歩く、倒れやすいなどの症状が現れます。

歩きづらさが出る場合中々一歩が踏み出せない、床に一定の距離の線があるとスムーズに足の運びができたりします。

 

自律神経症状=血圧や体温、内臓の働きを調整してくれている自律神経がうまく働かず身体的に様々な不調をきたします。

立ち眩み、便秘、異常な発汗、寝汗、頻尿、だるさなど。

場合によってはめまいを起こして倒れたり、気を失う危険もあります。

 

余談<自律神経は認知症状にかかわらずどの世代でも起きる場合のある症状です。仕事で忙しい時や子育てで過度なストレスを抱えた時など。我慢せずに早めの対処が必要かと思います。>

 

 

 

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わかりにくい(レビー小体型認知症」

レビー小体型認知症は個人により症状の現れ方が異なり様々です。

時間帯や日によって症状変動もあり正しく診断しにくい病気です!

初めにパーキンソン症状が現れ「パーキンソン病」と診断された後

記憶障害が出てきてレビー小体型認知症とわかったり、逆に物忘れでアルツハイマー型認知症と思われた後にパーキンソン症状が出て「レビー小体型認知症」と診断されたり。

高齢者の場合にはうつ病と診断された後、徐々にレビー小体型認知症の症状がでてきたり。

 

ひとくくりに認知症といっても様々あり複雑なのです。

一つずづ様子を見たりその人その人の行動や現在までの生活、昔の生い立ちからどう生きてきたかも観察したり介護福祉士として、寄り添いながら尊厳を大事にしケアをしていきたいですね。

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