突然の本人訴訟の終焉

どうも。本人訴訟してるJūstitia(ユースティティア)です。

入居していたシェアハウスのオーナーの債務不履行(広告通りでない)や諸不法行為が酷く、令和3年、2021年10月に少額訴訟を提起してからいくつかの訴訟をする羽目になりました。以下のような経緯です。

本人訴訟をしている理由は、3か所ほど相談した弁護士さんで話がまとまらなかったためです。
簡易裁判所なら本人訴訟でいいか、と思い始めましたが、簡裁棄却からの地裁への控訴や、簡裁申立からの地裁移送で、地裁訴訟までやることになりました。

この訴訟が最後(と言っても控訴上告まで行けば数年かかりますが)とは思っていましたが、突然の終焉を迎えました。
終わりました、というより終焉という言葉がふさわしい気がして、あえて使います。

主観的に言えば、PCを正規の手段でシャットダウンするのでなく、電源ボタンを長押しして強制終了となったような感覚です。あくまで主観ですが。

直近の訴訟は、2024年
1月下旬に東京簡裁に訴訟提起
3月中旬に、5月30日の期日決定。
5月下旬に答弁書受領し、30日の期日に臨む
訴状に書かなかった内容を、第一準備書面で明らかにする宿題をもらう。
7月16日、第一準備書面を出して第二回口頭弁論
の流れです。相手方被告は、2名です。

期日の1週間前までに提出の宿題がありました。

この期日、(当然ながら)経験の少ない自分は異例でした。

8分位前に法廷に着き開廷中のランプがついているのを確認して入ると、人の話声がする。
前の裁判か?と思っていったん出て、外の開廷表を見ると前の回から1時間以上空いているし、部屋も間違ってない。法廷の前で考えること数分。
5分前になったので再度入ると、裁判官と書記官が話をしている。
裁判官から「こんにちは!」と言われて、面食らいました。
書記官が事件番号を読み上げ、裁判官の入場を立ってお迎えというパターンしか知らなかったもので。
相手方の被告代理人弁護士が来ましたが、裁判官が先に来ているパターンもあるようなふるまいでした。

裁判が始まり、最初に提出物の確認「第一準備書面、(申立書)陳述」と陳述の確認がありました。

その後に(自分にとって)衝撃の一言が!

「判決を書ける状態なので、申立は不要です。」とのこと!

第一準備書面を出して、次回が勝負!
次回期日は8月末か9月で、その1週間位前に被告弁護士の準備書面が来て~
弁護士さんは、お盆休みの前後のどっちで書面書くのか?
なんて思ってたら、今回で終わりになりました。

簡裁での本人訴訟の棄却判決を地裁に控訴もしましたが、今回は控訴するとしたら高裁なので、以降は本人訴訟で対応できません。
と言う訳で、これからが勝負!と思っていたら、突然に訴訟対応は終わりました。

第一準備書面と一緒に、3通の申立てを出しました。
一つは請求拡張、あと二つは証拠を補強するための申立てです。
後者2通は、裁判官が判決を書ける状態ということで却下となりました。

期日で、請求拡張について、いくつか質問がありました。
突然の展開と、予期してなかった質問で、言い損ねがあったり。準備書面には書いたので、拾ってほしいと思います。

気になるのは、主張をしたのは自分だけで、相手方弁護士には反論等の聞き取りは無し。

行政が「警察だよう」と言うだけの違法性疑義があって、前回の裁判官の宿題に沿ったのでそんなに見当はずれでないと思っているのですが。

高橋雄一郎弁護士の、このツイートを思い出してしまいました。
(今回は最終準備書面でないですが、質問は自分だけにあった)

この時法クラの先生方が同意していたのを見ていたので、非常に不安です。
裁判官が判決を書ける状態といい
口頭弁論が終結
の、9月の判決を待つ今、できることはないです。せいぜい、控訴の準備でしょうか。

ネット上で裁判を見ると、よく「次回で結審」と言っているみたいですが、自分の場合は、前の訴訟の簡裁の第一審も、突然の弁論終結でした。
前もって、言ってほしかった。

第一準備書面の作成時にプリンタインクを買ったり、作成中に数枚紙が足りず500枚のA4コピー用紙を買いましたが、無駄になった気がしてます。

結局、和解勧試はありませんでした。
警察でも、よく聞かれると言う、示談についての質問されたことがなく、戦闘モードが表れているのかな?

ともあれ、裁判官が判決を書けるということで口頭弁論は終結し、9月の判決を待つのみになり、予期せず突然に本人訴訟を終えることになりました。

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