250116_「寝不足はダサい」と言う

ついつい寝不足をしがちで良くない

良くないとわかっていてやめられないのだから夜更かしの中毒性はすごい
あるいは、やりたい事比の可処分時間の儚さが相当やばいのも普通に怖い
そして私の仮説では、人類は何万年もビビってた闇を克服できた事にまだ若干テンション上がっているからこそ、未だに夜更かしをしてしまうし、寝不足によって成し遂げたしゃかりき成功体験で作られた文化の巨城にみんなで暮らしているので、寝ずのやり遂げ物語は美談グラビティと人類史的に相性が良い

しかし寝不足、翌日のパフォーマンスはめっきり落ちるし、それが常態化すると万事になげやりになり厭世的な空気が身の回りに充満、なんなら人格までが変わるし（命の危険を慢性的に感じ続けると人は保守化するって研究、昔何かで読んだ事があります※要出典）、大病を引き寄せる事も全然ある

でも、それはそうとわかっていても、ついついやめられないのが寝不足で、私も昔程ではないにせよ、めちゃくちゃな寝不足常習者でとても情けない
そこで、気をつけようね！レベルでは寝不足を全く回避できないなら、いったん「寝不足ほどダサい行為はない」という事にして生きてみようと考える

ダサい奴と思われたくない気持ちは、なんらかの規範意識のようなものとして、多くの人にぼんやりあまねくあるように思う
最近だと、アウトロー自慢なんかはめっきりダサ行為枠に収まった感がある
かねてより、酒でめちゃくちゃになるのはごく当たり前の行為と思っており、酒由来の破天荒自慢には「普通ですね！」と声をかけていきたい気持ちがあり、また薬物で創造性を手繰り寄せる手合いにも「サボってますね！」くらいの感想しかなく、話はズレるがアルコールなどの中毒者の配信を面白がるセルフネグレクト鑑賞型エンタメは悪趣味の最果てと思っていたり、いろいろ思うところが日々あるが、しかし優しいセルフケアの言葉だけでは抑止できないくらい、寝不足は気づくとしっかり手を染めてしまう麻薬であり、でも、これはほんとうに恥ずべき完全ダサ行為の極みなのだと、寝不足をキメてイキり倒すようなダサい大人で一度きりの人生を終わるなと、もはや過激なくらい言っていって、いったんちょうどいいくらいなのでは？と思って口にしてみる、寝不足はダサいと

子育てや介護など、慢性的に寝不足を強いられる状況もたくさんあると思います
また、そうは言っても仕事上、寝不足を繰り返さないとどうにもならない局面も、当然あると思います
そして、不眠に苦しんでいる人もいます
そうした状況にある人をダサいと名指したい訳ではもちろんなく、寝不足をしにくくする為の意識づけの技術として、あえてこのような言葉を選択してみるのも手段のひとつでは？という話としてご理解頂ければと思います

という事で、ゆうべたっぷりと寝た私はこれから中野MOONSTEPで自分のライブがあり、物販で「寝不足はダサい」ステッカーをさっそく真顔で客に売りつけようとしている
阿漕な商売、やっていくしかないですね・・・