オークス(GⅠ、東京芝2400m)

2021年オークス考察！個人用まとめなので全て後出しです。
使用データ：ストライド競馬新聞　
引用twitter：@tachikawayuma、@chariot0001、@jinsei_umakichi、@yuta87oikiri、@Azemin25a、@umajin_keiba

・枠順と位置取りと傾向とレース質

「枠順と位置取りで勝ち馬を見抜く！」
過去5年で「上がり最速馬」は3勝、2着2回、3着1回、5年連続で馬券絡み。勝ち馬は全て、連対馬8頭が上がり3位以内＆33〜34秒台前半をマーク。3歳牝馬にとってタフな東京芝2400mなので、前半はスタミナ温存に専念したい。折り合いに難のあるタイプは桜花賞から3ハロンの距離延長に対応しきれない。過去5年で単勝オッズ20倍以上の馬券絡みは19年のカレンブーケドールのみ、同じ舞台のダービーと比べ内枠有利偏向はない。【枠順 △】【位置取り○】【上がり◎】

「競馬ラボ　コースデータ超分析」
最初のコーナーまでの距離はおよそ350m。ゴール板を一度通過、コースを一周する。基本的には長距離戦とあって、スローペースからの瞬発力勝負になることが多いのだが、逃げ馬のペースによって勝ち馬の脚質は様々。チャンピオンを決するコースらしく、スピード、スタミナがバランス良く求められ、逃げ切りは難しい。

「馬券億り人のコース戦略」重要ファクター　→記載なし

【立川優馬のレースマトリックス】
オークスのもつレース質は、良馬場前提で「内枠・先行」
・超高速馬場で時計が速いが、相対的にスロー
・昔ほど中盤が緩まず、外を回る差し馬には厳しい
・時計が遅く、向正面で一気に緩んだ昨年は、例年より差し有利の流れに
今週も雨で中盤緩むかがポイントになりそう。

【東京芝傾向】
内伸び、脚質傾向なし。

【Azemin氏のローテ考察】

オークスは過去10年桜花賞デーに出走した馬しか勝っていない。つまり、桜花賞か忘れな草賞勝ち馬以外勝っていない。中5週ローテがちょうどいいということ。オークストライアルだと間隔が詰まって、きついということか。
・忘れな草賞
エイシンヒテンが前半59秒台で逃げてよどみのない展開となった。勝ったステラリアは、好位でレースを進めて直線はあっさり抜け出して完勝。明らかに距離延長でパフォーマンスを上げた馬で、オークスは非常に面白い存在となる。
・フローラＳ
オークストライアル、ここ10年のオークス馬は全てマイル戦を経験。しかもここ5年の勝ち馬は、マイルで1分33秒台のスピード実績あり。ユーバーレーベンは十分対応できる。

・調教情報

【UMAJIN.net編集部　重賞出走馬追い切りレポート】

1 ククナ　横山武騎手騎乗、美浦ウッド単走。序盤から前向きに速いラップを刻むと、ラストは単走、そして渋った馬場をモノともしない気迫から滑らかに加速して切れた。オークスを見送る可能性もあったが、牧場での回復が順調だったことから帰厩。先週の3頭併せも豪快に動いており、目下絶好調と言える。【8】
→うま吉S評価

2 スルーセブンシーズ　助手騎乗、美浦ウッド単走。リズミカルな脚捌きを保ち、コーナーを大きく使って直線に入る。直線半ばで軽く気合いを入れられると機敏にギアを上げ鋭く伸びた。先週戸崎騎手が騎乗して速い時計を出したのが契機となったか、一気に気配が上がっているようだ。力をフルに出せる。【7】
→うま吉SS評価　優太追い切りピック4

3 パープルレディー　助手騎乗、美浦ポリ併せ馬。目標にした3歳1勝クラスに対し手応え優勢で併入を果たした。ただし全体時計は平凡で、走りやすい走路を考えれば伸びもいまひとつ。先週の動きも鈍さがあったし、キンキンの仕上げで臨んだ前走を使われての反動があるのかも。変わり身は望み薄か。【5】

4 タガノパッション　岩田康騎手騎乗、栗東CW単走。序盤は脚を溜め、終いにグイグイ追われる。ズブくて追わせたのではなく、鞍上がギアがどこまで入るのかを確認したような雰囲気だった。もう1枚ギアを上げて欲しい感はあったが、まずまずの伸び。稼動が続くが、デキ落ちはなく順調と言える。【6】

5 クールキャット　武豊騎手騎乗、美浦ウッド併せ馬。先週金曜の併せ馬でさっそくいい動きを披露。今週は美浦へ駆け付けた武豊騎手が騎乗し、古馬1勝クラスを楽にアオって1馬身の先着を果たした。前走快勝の反動はなさそうで、直線では重心を沈めて走れており鞍上との意思疎通も図れている。高いレベルで安定。【7】
→うま吉S+評価　優太追い切りピック4

6 ウインアグライア　助手騎乗、美浦ウッド単走。先週の3頭併せできっちり気合いを充填できており、今週は単走で終いの反応を見る程度に留まっている。時計となったのは4Fから。かなりゆったり入ったが、気負わず脚を溜めることができていたのは好感。ラストは軽快に伸びた。先週のハード追いで一気に状態が整ったようだ。好態勢。【7】→うま吉SS評価　優太追い切りピック4

7 アカイトリノムスメ　C.ルメール騎手騎乗、美浦ウッド併せ馬。3歳未勝利へ楽に取り付き、体を並べる。そこからはやり過ぎないよう鞍上が絶妙にセーブし、相手が来ればその分伸びた。いかにも気合いが充満して、研ぎ澄まされている雰囲気。万全だ。【7】

8 ハギノピリナ　藤懸騎手騎乗、栗東坂路単走。レース間隔が詰まっているため感触を確かめる程度の内容で、ラストでまずまずの伸びを披露した。時計面でのインパクトはないものの、前走も15-15程度で勝利したぐらいの馬なので問題ないだろう。大きな上積みはさすがに強調しづらいが、順調と言える。【6】

9 ユーバーレーベン　津村騎手騎乗、美浦ウッド併せ馬。3歳未勝利へ楽に取り付き併走。仕掛けへの反応に若干タイムラグがあったが、いい手応えを保ったまま併入している。1週前追いを馬なりで済ませているあたり、そこまで大きな上積みは強調できないが、ひとまず順調だろう。【6】

10 エンスージアズム　岩田望騎手騎乗、栗東CW併せ馬。先週坂路で自己ベストを更新する走りを見せており、今週は折り合い重視の稽古。直線では2頭の間に割って入る形で進み、鋭さでやや見劣ったが渋太く脚を使ってそれぞれと併入している。小柄な馬だが先週、今週と併せ馬ができたあたり体調に不安は感じられない。順調と言える。【6】

11 ソダシ　吉田隼騎手騎乗、栗東坂路併せ馬。先週CWでの3頭併せで抜群の折り合いを披露。今週は疲れを残さないよう坂路での馬なり調整となった。準オープン馬を従える形で入り、いったんは抜かせるが自分のリズムを崩さす、ゴール手前でスッと抜け出しての先着を果たした。息遣いや気迫はもちろんだが、鞍上との意思疎通ぶりも申し分ない。好気配。【7】→うま吉S評価

12 ミヤビハイディ　吉田豊騎手騎乗、美浦ウッド併せ馬。3頭併せで、余力十分のままそれぞれの馬と併入している。外先行していた馬をラストで捕らえた気迫は目を見張るものがあった。中7週、16キロ増だった前走から大きく上昇している。【7】

13 ファインルージュ　福永騎手騎乗、美浦ウッド併せ馬。3頭併せの真ん中を進んだが、プレッシャーに動じることなく好バランスを保ったまま1頭に先着、1頭と併入。切れはひと息ながら、コーナーワークや仕掛けての反応など操作性の高さはしっかりアピールできていた。桜花賞時と比べるとさすがに見劣るが、自分の競馬はできそうな態勢。【6】

14 ストライプ　柴田善騎手騎乗、美浦坂路併せ馬。ゴール手前で鞍上が仕掛けると機敏な反応を示し、併走していた3歳未勝利をあっさり突き放し先着した。気迫十分で、前走時から確実に良化。【6】

15 アールドヴィーヴル　松山騎手騎乗、栗東坂路単走。先週、坂路4F51秒4を馬なりでマークしたのが実質の最終追い。輸送を控える今週は脚慣らし程度の内容で、鞍上が感触を確かめた。終始リラックスムードで折り合いは申し分なし。あと少し鋭さが欲しかったところだが、デキ落ちはなく順調だ。【6】

16 ニーナドレス　助手騎乗、栗東坂路単走。先週騎手騎乗の併せ馬で目一杯追われており、これが実質の最終追い。輸送を控える今週は14-14程度の入りから、終いを軽く伸ばす程度の内容だった。渋った馬場でもスパッと切れたのは好感。大型馬の中7週と思えない仕上がりだ。【7】→うま吉S+評価　優太追い切りピック4

17 スライリー　助手騎乗、美浦ウッド単走。先週騎手騎乗の併せ馬で猛時計を出しており、これが実質の最終追い。今週は息を整える程度の内容だった。単走の分、やや気迫不足な面もあったがまずまず素軽い走りを見せる。前走激走の反動はなく、この馬なりに順調だろう。【6】

18 ステラリア　団野騎手騎乗、栗東CW単走。先週の3頭併せで圧巻の動きを見せており、輸送を控える今週は調整程度。直線で促されるとややぎこちなさがありつつも、力強く伸びた。気持ちの面でまだ整っていないのかもしれないが、悪くない態勢。【6】→うま吉S評価

【Azemin氏好調教馬】
1 ククナ　5 クールキャット　11 ソダシ
15 アールドヴィーヴル　16 ニーナドレス
特にクールキャットの上昇度が凄く、南W67.7－11.8は優秀。
アールドヴィーヴルは馬体減がなければ好勝負できる状態。

【過去2年の追い切り傾向】
1週前もしくは最終追い切りで指数60台のトラック調教かつ仕上げ指数60以上
仕上げ指数67→2 スルーセブンシーズ　7 アカイトリノムスメ　18 ステラリア
仕上げ指数67〜60→1 ククナ　16 ニーナドレス　17 スライリー

・騎手＝血統傾向

【外国人騎手…】
・石橋脩騎手 無条件
・M .デムーロ騎手 無条件
・戸崎圭太騎手 × 前走馬体重470kg未満
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【ノーザンF生産馬 ◯】
・キンカメ系種牡馬 × 前走出走頭数が14頭以上

・リンク馬券術（伊藤雨氷）

■キーンランドCとリンク→2021年 正逆3番、5番
正→3 パープルレディー　5 クールキャット
逆→16 ニーナドレス　14 ストライプ

■桜花賞3着馬自身か、その隣馬が3着以内
13 ファインルージュ　隣→12 ミヤビハイディ　14 ストライプ

■武豊騎手の隣枠が3着継続中
2枠→3 パープルレディー　4 タガノパッション 
4枠→7 アカイトリノムスメ  8 ハギノピリナ

■前走2着馬自身か、その隣馬が3着以内
17 スライリー　隣→16 ニーナドレス　18 ステラリア

■前走2番人気馬自身か、その隣馬が3着以内
9 ユーバーレーベン　隣→8 ハギノピリナ　10 エンスージアズム
11 ソダシ　隣→10 エンスージアズム　12 ミヤビハイディ
18 ステラリア　隣→17 スライリー　1 ククナ

■馬名頭文字か末尾が「ア」馬自身か、その隣馬が3着以内
6 ウインアグライア　隣→5 クールキャット　7 アカイトリノムスメ 
7 アカイトリノムスメ 　隣→6 ウインアグライア　8 ハギノピリナ
15 アールドヴィーヴル　隣→14 ストライプ　16 ニーナドレス
18 ステラリア　隣→17 スライリー　1 ククナ

■前走1着馬が連対中
→2 スルーセブンシーズ　4 タガノパッション　5 クールキャット　8 ハギノピリナ　11 ソダシ　12 ミヤビハイディ　16 ニーナドレス　18 ステラリア

・GⅠリンク

■正逆25番、もしくは242番が3着以内（人気馬）
正→7 アカイトリノムスメ　8 ハギノピリナ
逆→12 ミヤビハイディ　11 ソダシ

■関東G1は正逆3番、もしくは6番が3着以内（穴馬）
正→3 パープルレディー　6 ウインアグライア
逆→16 ニーナドレス　13 ファインルージュ

■ルメール騎手自身か、4隣馬が3着以内
7 アカイトリノムスメ　4隣→3 パープルレディー　11 ソダシ

■ルメール騎手の540隣馬が連対中　→7 アカイトリノムスメ

・リンクからの注目馬
人気馬→7 アカイトリノムスメ　穴馬→なし

・ストライド競馬新聞傾向

※過去4年分の傾向
良馬場なら指数上位からで良い。昨年は不良馬場を走った影響なのか、桜花賞組の指数上位がデアリングタクト以外惨敗している。
今年の基準指数：67
指数上位3頭：7 アカイトリノムスメ　11 ソダシ　13 ファインルージュ

・ミズノ氏の見立て

勝ち馬候補は上がりの使える馬から。
後半3F上位5頭：11、7、9、13、4  瞬発力上位5頭：13、18、9、1、7
共に該当するのは7、9、13
レースの鍵を握るのはやはりソダシか、前目でレースを作って行く流れなら同じく桜花賞上位組を連れてくる構図ではないだろうか。
そこで本命は桜花賞組瞬発力最上位からとした。

◎：13 ファインルージュ
◯：7 アカイトリノムスメ 
▲：11 ソダシ
△：9

結果　△9−◯7–消8

本命11着およびソダシ8着と奮わず、パドックと状態は悪くなかったので血統および距離の壁か。印4点しか打っていないが、痛恨の本命選択ミスの結果。
消した8はリンク馬券でしか拾えない。