見出し画像

桜花賞(GⅠ、阪神芝1600m)

2021年桜花賞考察!個人用まとめなので後出しです。
使用データ:ストライド競馬新聞 
引用twitter:@tachikawayuma、@chariot0001、@jinsei_umakichi、@yuta87oikiri、@Azemin25a、@umajin_keiba

・枠順と位置取りと傾向とレース質

「枠順と位置取りで勝ち馬を見抜く!」
過去5年で4角7番手以内は4連対。他の連対馬は4角8番手以下からで、18年アーモンドアイ・16年ジュエラーは最後方付近から32〜33秒台前半の上がり最速タイムで差し切り勝ち。連対馬9頭は上がり5位以内をマークしている。連続開催の後半で馬場が荒れてきて、外を通った差し・追い込み馬の好走が目立つ。馬番10〜18番の3勝・2着2回、1〜9番は2勝・2着2回。中〜外枠で上がり32〜33秒台の脚を発揮できる馬が理想。【枠順 ◯】【位置取り◯】【上がり◯】
「競馬ラボ コースデータ超分析」
牝馬の晴れ舞台である桜花賞と阪神JFが行われるコース。最初のコーナーまでの距離は444m。外回り682mの3~4コーナーを越えた後、474mある最後の直線での追い比べとなる。
ゆったりとした流れになることが多く、基本は平均~後傾ラップの瞬発力勝負。直線ゴール前には高低差1.8mの急坂が待ち受けており、京都芝1600m(外回り)に比べて差しが届きやすい。テン3Fがそれほど速くないにも関わらず下級条件から差し馬の台頭が目立っており、速い脚を使えれば位置取りはあまり問われない。

「馬券億り人のコース戦略」
重要ファクターは①長い直線実績②速い上がり③坂実績(高速馬場の場合は効果が薄れる)④穴は逃げ馬

①東京、新潟、中京、阪神外回りなどに好成績。走法的には跳びの大きい馬。
②内回りに比べて馬群がばらけやすいことも、上がり勝負に拍車をかける。
③近年は高速馬場化により、馬場によっては坂適性不問のケースも出てきている。
④人気の盲点。スプリンター寄りではなく中距離寄りの馬を狙う。

【立川優馬の視点】
桜花賞のもつレース質は、「外枠・差し・短縮」
2020年は重で例外。
2018.19年はペースこそ違えど、平均的な桜花賞で高速上がり勝負になった。
・基本は中盤緩み、3角下り坂から加速する3F戦
・上がり33秒台必須
コース、流れともに本来内有利でもよいレース。テンに好位置を取りやすいという意味での外枠有利。

【阪神芝傾向】
内外均一、差し追い込み有利。今日の馬場はディープインパクトが圧倒。

【桜花賞 過去5年の傾向】

◇前走チューリップ賞組
3着以内→1-5-2-7 単33 複111

◇前走フィリーズレビュー組
上がり3位以内で2着以内
→1-0-1-6 単510 複161

◇前走クイーンC組
1着→0-0-1-3 単0 複50

◇前走アネモネS、フラワーC組
→0-0-0-13

◇前走間隔10週以上
→2-0-0-6 単91 複38

◇キャリア
2戦 1-0-0-3      3戦 3-2-0-10
4戦 0-2-4-20   5戦 0-1-1-22
6戦 1-0-0-9      7戦~ 0-0-0-8
→2~4戦が狙い目か

・調教情報

【UMAJIN.net編集部 重賞出走馬追い切りレポート】

1 ストライプ 助手騎乗、美浦坂路併せ馬。オープン馬キングハートを追走。直線ではぴったり体を並べて併走し、さすがに手応えは若干見劣ったものの、余力を残し好タイムで走り切った。先週田辺騎手が騎乗したコース追いでもいい気迫を見せており、申し分のないデキと言える。【7】→うま吉S+評価

2 ファインルージュ 福永騎手騎乗、美浦ウッド併せ馬。美浦に駆け付けた福永騎手が跨り、前後に馬を置く実戦想定の3頭併せを行った。直線では両サイドからタイトにプレッシャーを受ける形となったが、手応えを失わず促されたラストで抜け出し最先着。先週の併せ馬で気合いが一気に乗ってきたか、操縦性、機敏さともに抜群の域にある。中12週とひと息入っているが、絶好の仕上がりだ。【8】
→うま吉SS評価 優太追い切り評価3位 調子指数100

3 ブルーバード 柴田大騎手騎乗、美浦坂路単走。先週終いにズブさを見せステッキが数発入れられたが、それが良かったようで今週は馬なりのまま素軽い反応を示した。鞍上との意思疎通がしっかり取れているのもいい。一定の上積みは見込めそう。【6】

4 ソダシ 吉田隼騎手騎乗、栗東坂路併せ馬。先週単走で4F52秒4(一杯)としっかり追われており、強い負荷はもう不要。今週は操縦性の確認と、バランス調整に徹した内容となった。テンションを上げ過ぎないよう慎重に進み、直線半ばでは馬自らがグンと気合いを込めて鋭伸。先行相手をあっさりパスした。中16週と間隔を大きく取り、ここまで十分な稽古量をこなしている。鞍上との息もピッタリで、2歳女王にふさわしい走りができそうな好状態。【7】
→うま吉S評価 優太追い切り評価2位 調子指数110


5 アカイトリノムスメ 助手騎乗、美浦ウッド併せ馬。リズム重視で進み、ジワッと先行馬に取り付くと相手に気を取られることなくブレずに走り切って併入。派手さはないが、落ち着きはこの時期の3歳牝馬とは思えないレベルだ。まだ良化の余地を残していそうだが、この馬の競馬はできそうな雰囲気。【6】
→うま吉S評価

6 ストゥーティ 岩田康騎手騎乗、栗東坂路併せ馬。3歳未勝利を追走し、手応え優勢で先着している。先週はウッドコースでの併せ馬をこなせているし、まとまった休みなく走っているが体調安定と見ていい。大幅上積みまではどうかも、この馬の力は出せそうだ。【6】

7 ククナ 田辺騎手騎乗、美浦坂路併せ馬。古馬2勝クラスに追走併入したが、仕掛けに対してズブさがあり手応えは劣勢。坂路で走るタイプの馬としては案外だが、馬場が荒れた時間帯だったことを考えると情状酌量の余地ありか。先週ウッドコースでの併せ馬ではいい気迫を見せていたし、この馬なりには順調だろう。【6】

8 メイケイエール 武英師騎乗、栗東CW単走。行きたがるのをなだめになだめて4Fからソロッと伸ばす、いつも通りの調整。前走時の最終追いは馬場入りをゴネたが、今回はスムーズだった。自厩舎の3頭を一応の目標とし、体を併せに行かず大外からパスさせたが、その際にテンションが上がり過ぎるような面がなかった。ギアが入ってからの鋭さはさすがのものがあったし、精神面で着実に進境が感じられる。上積みは大きい。【7】
→うま吉S評価 優太追い切り評価3位 調子指数110


9 エンスージアズム 助手騎乗、栗東CW併せ馬。先行し、後方から来た相手と併入。追走差を詰められた格好だが、序盤にしっかり脚を溜められていたし、手応え優勢のまま無理をさせなかったことを考えれば上々の動きだった。関東遠征からの中2週となるが、悪くない気配。【6】

10 アールドヴィーヴル 助手騎乗、栗東坂路単走。先週M.デムーロ騎手騎乗で速い全体時計を出したのが実質の最終追いで、今週は終いの反応を見る程度の内容だった。見せムチで気合いを入れられると、一瞬ヨレてラグがあったものの最後はスパッと切れた。軽量馬とあって中間はそこまでの負荷を掛けられていないが、自分でしっかり気持ちを作っているよう。好仕上がりだ。【7】
→優太追い切り評価1位 調子指数110


11 ジネストラ 北村宏騎手騎乗、美浦ポリ単走。先週ウッドコースで大外から突き抜ける併せ馬をこなしており、これで仕上げは完了。輸送を控えた今週は疲れを残さないことを主眼に、ポリ単走で追われる。直線で頭を大きく上げるシーンがあったが、鞍上が制御するとギアを入れ直し、いい伸びを見せた。この馬なりに安定。【6】

12 ヨカヨカ 幸騎手騎乗、栗東坂路単走。計時エラーのため数字は不明だが、先週ウッドで意欲的に追われたのが実質の最終追いだっただけに、流した程度と考えていいだろう。とにかく先週、最後バテバテになるまで攻め込まれており、体調面に不安がなさそうなのはいい。前走がキンキンの仕上げだったようだが、デキ落ちはなく順調と言える。【6】

13 エリザベスタワー 助手騎乗、栗東坂路単走。終い重点に追われ、1F12秒5(一杯)という数字以上の切れを感じさせて伸びた。ラストに鞍上の手が動いたが、ズブさというよりバランスを矯正しようというアクションだったようで、反応面に不安は感じられない。前走時は粗削りな走りが目立ったが、その点が大きく改善。前走接戦の反動はなく、気配上昇と言える。【7】

14 ミニーアイル 助手騎乗、栗東坂路単走。まずまずの気合い乗りで直線に向き、終いに負荷を掛けられたが手応えほどは伸びなかった。脚捌きなどは悪くなかっただけに、内面の疲れかメンタル面でまだ乗り切れていないのか。前走激走の反動が少なからずあるのかもしれず、良くて平行線。【5】

15 シゲルピンクルビー 渡辺師騎乗、栗東坂路併せ馬。大きく先に行かせた3歳未勝利に詰め寄り、直線ではアオリ気味に併走。互いにヨレて接触する場面があったが、動じることなく自分のリズムを保って最後はアタマ差先着を果たした。精神面は安定していそうだが、先週はエイシンヒテンに完全にアオられたし、今週の時計もセーブ気味だったとは言え平凡。前走時ほどのデキにはないか。【5】

16 ソングライン 池添騎手騎乗、美浦ウッド併せ馬。序盤は折り合いに専念し、集中したままコーナーを迎えると先行相手へスッと取り付く。そのまま直線では手が動く併走相手を横目に、最後まで悠々と駆け抜けた。重賞2勝馬クレッシェンドラヴ相手に食らい付いた先週の稽古を経て、一気に気持ちが乗ってきた感。3カ月ぶりを感じさせない、万全の状態。【7】→うま吉S評価

17 ホウオウイクセル 丸田騎手騎乗、美浦坂路併せ馬。中2週での関西遠征を控えており、鞍上が反応を確認した程度の内容となった。3馬身ほど先に行かせた相手へ取り付くまで、やや手を焼いた感があり時計も水準レベルだが、もともと坂路ではそこまで動かない馬。そこまで気にしなくていいだろう。この馬なりに順調。【6】

18 サトノレイナス C.ルメール騎手騎乗、美浦ウッド併せ馬。先週5F全体64秒4、ラスト3F36秒1の速い時計を出しており、これでほぼ仕上げは完了。輸送を控える今週は、鞍上とのコンタクトを深める程度の内容となった。古馬2勝クラスを目標に進み、取り付いたあとも相手のリズムに合わせるように楽々併入。併走状態でもエキサイトせず、鞍上の指示を待つようなクレバーさが感じられた。身体面の鍛錬と、精神面の研ぎ澄ましが順調に進んだ感がある。好気配。【7】
→うま吉S+評価

【過去2年の追い切り傾向】
瞬発力上位馬は1週前・最終共にトラック追い切り、指数65以上がボーダー
→サトノレイナス

・騎手=血統傾向

【外国人騎手…】
和田竜二×馬番1〜5番
福永祐一×3歳以下かつ前走4角4番手以内
川田将雅×距離短縮かつ前走との間隔が中4週以内

===============================
【ノーザンF生産馬
◯】

過去5年の騎手タイプ
支配 2-2-1-25   技術 1-3-3-18
バラ 2-0-1-18   脳筋 0-0-0-3   悠々 0-0-0-9
→期待値が高いのは技術タイプ:ルメール

血統傾向
斬れよりもスピード持続力。ダイワメジャーなどの短距離型サンデーが穴。
・ダイワメジャー産駒
→レシステンシア、シゲルピンクダイヤ、レーヌミノル

・桜花賞リンク(リンク馬券術)

■マーチSとリンク(正12番1着)→2021年 正逆12番、5番
正→12 ヨカヨカ 5 アカイトリノムスメ 
逆→7 ククナ 14 ミニーアイル
■ルメール騎手の2隣枠が3着以内
2枠→3 ブルーバード 4 ソダシ

6枠→11 ジネストラ 12 ヨカヨカ
4枠もしくは5枠が3着以内
4枠7 ククナ 8 メイケイエール
5枠→9 エンスージアズム 10 アールドヴィーブル
チューリップ賞の1番人気馬自身か、その隣馬が3着以内
メイケイエール 隣→7 ククナ エンスージアズム
前走2番人気馬だった馬もしくは隣馬が3着以内
前走2番人気
→アカイトリノムスメ エンスージアズム サトノレイナス ヨカヨカ
隣→
4 ソダシ 6 ストゥーティ 8 メイケイエール 10 アールドヴィーブル
11 ジネストラ 13 エリザベスタワー
前走2着馬自身か、その隣馬が3着以内
前走2着馬→アールドヴィーブル エンスージアズム サトノレイナス ジネストラ ヨカヨカ 
隣→
8 メイケイエール エンスージアズム 10 アールドヴィーブル 11 ジネストラ 12 ヨカヨカ 13 エリザベスタワー
頭文字に「レ」のつく馬か、その隣馬が連対中→該当なし
■石橋脩騎手の4隣枠が3着以内→該当なし

GⅠリンク

■正逆25番、もしくは242番が3着以内
正→7 ククナ 8 メイケイエール
逆→12 ヨカヨカ 11 ジネストラ
■阪神G1は正逆3番、もしくは8番が3着以内
正→3 ブルーバード 8 メイケイエール
逆→16 ソングライン 11 
ジネストラ
■ルメール騎手自身か、4隣馬が3着以内
18 サトノレイナス 隣→4 ソダシ 14 ミニーアイル
■ルメール騎手の540隣馬が連対中
→18 サトノレイナス 
■馬名頭か末尾が「ア(ァ)」馬自身か、その隣馬が連対中
アカイトリノムスメ アールドヴィーブル
隣→4 ソダシ 6 ストゥーティ 9 エンスージアズム 11 ジネストラ

・リンクからの注目馬→7 ククナ 8 メイケイエール 18 サトノレイナス

・ミズノ氏の…

土曜は高速上がり勝負馬場。ソダシとサトノレイナス2頭の地力が抜けていると見るが、瞬発力上位のサトノレイナスが軸向きか。

◎:18 サトノレイナス
◯:4 ソダシ
▲:8 メイケイエール

△:7 ククナ 10 アールドヴィーブル

結果 4−18–2

地力が抜けている2頭での決着。馬券はファインルージュ抜け、残念!
2 ファインルージュはメンバー中、推定後半3F3位・瞬発力2位および調教面でも買い要素満載だった、リンクに固執し過ぎたことを反省。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?