ホンネが考える鬱対策の3つの柱(未完)
トラウマを持っていて鬱を2度繰り返している私が最近考えているのは、「どう対処すると一番楽で楽しく暮らせるか」です。
カウンセラーさんからも、このタイプの鬱は完全に治るということは難しいと言われているし、一般的に一度再発しているとまた再発する可能性はグッと上がると言われている。
だったら、日頃’自分の取説’をどう充実させて、いかに必要なときに必要なことを取り入れるか。
それが快適に生きる時間を長くするためにキモになるのかなと最近感じています。
特に症状がきついときには「こういう時どうしたら良かったっけ?」と考えることも困難だから、自分を助けるツールを、まるでドラえもんの道具のように蓄えて、いつでも手に取れるようにするといいのではと感じてます。
そんなこんなで一向に完成しないサグラダファミリアのような取説を作っていますが、最近そんな道具や手法は3種類あるのかなと感じ始めました。
まず一つ目は、
①自分の抱えているリスクを最小限にする方法
シンプルなものはやはりカウンセリングや集団行動療法、認知行動療法などのいわゆる”治療”。
抱えている苦しみの多くの部分が幼少期の体験に起因されているようなので、そこをずっと避けているとなかなか出口は見えない気がする。
でもむやみやたらにそこを見つめればいいわけではないし、向かい合えば具合を崩すリスクもそれなりに高いので、ここはプロの手を存分に借りて症状を悪化させすぎない程度に気長に取り組むといいと思う。
感じたことを書き殴り自分の思考の傾向を探ることも沢山やりましたが、だんだん自分のパターンがわかってくると楽さも増えていきます。自分の嫌な部分を見るのは苦しい時もあるけど。
あとはマインドフルネスのセッションに出てみる、体験談などを読んでみる、心理系の講座に出てみるなど再発や更なる悪化の予防に必要な情報を集めてみるのも凄く良かった。知識は力と実感しています。
②再発リスクを抑えるためのルーティンを大切にする
アーユルヴェーダを学び始めて色々気付いたけれど、やっぱり昔から言われ続けている「早寝早起き」とか「りんごひとつで医者いらず」なんかは現代の研究結果を見ても理にかなっているものが多い。
早く起きて太陽の光を浴びることで細胞ひとつ一つにある体内時計がリセットされセロトニンが出て、それが夜に向かいメラトニンに変わりよく眠れるように働く。
食事に気をつけることで胃腸の負担が減り、余ったエネルギーで他の臓器の回復が図れる、などなど。
私が毎日実際に取り入れて良かったことは以下の通り。
▶︎早寝早起き
▶︎セルフアビヤンガ
太白ごま油を塗ってからお風呂に入ることで、揺れ動くメンタルを抑える効果があります
▶︎ディナチャリア
オイルうがい、鼻洗浄等。五感の正常化を図ります
▶︎瞑想
続けることで脳内の働きが変わると言われています
▶︎ヨガ
体内のホルモンバランスが整います
▶︎セルフコンパッション瞑想
脳内のスージングシステムと言われる、安心してほっとできる状態をオンにします
これらは今ほぼ毎日少しずつ取り入れていて調子が整ってきている感じがします。でもできない日はそれはそれで責めないのがポイント。
イメージ的にはゴールのない双六をやってる感じで。
体調が悪くて習慣が途切れ振り出しに戻っても気にしすぎず、またできるところから積み上げていく。
しんどい時はどれか一つだけに絞ってできる日を少しずつ増やす、そんな気楽な感じで取り組んできました。
これから新しいものに触れてこのリストの内容がどんどん変化していくのかな、とも思ってます。
③調子が悪くなった時のアイテム備忘録
先ほども書いたけど、具合が悪くなると動揺したりして何をしたら楽になるのか思い出すのも苦しくなることも。
少しでも気持ちを上向きにしてくれることもまとめて書いておくと、とりあえず辛い時それさえ見ればヒントが得られるので活用しています。
ホンネが楽になるアイテムは
▶︎お笑い番組
視野が広くなる
▶︎エアロバイク
20分乗るとよく鬱感がなくなることもよくある
▶︎電話相談
辛い気持ちを話して整理してみるだけで心が軽くなることも
▶︎ヨガに行く
終わる頃には気持ちが軽く
▶︎深呼吸
呼吸が浅いと呼吸性アシドーシスになりさらに不安感が増すので悪循環を断ち切るために
▶︎Twitter
同じ思いをしている人とのやりとりは心安らぎます
人によっては柱はもっとあるかもしれないし、不要なものもあるかもしれない。
知り合いの臨床心理士さんが言っていた印象的な言葉は、
治るのに大切なものは「素直さ」。
いろんな情報に触れてできる範囲で取り入れてみる、そういうことが難しい人は長引くことが多い傾向がある。
かくいう私自身も「これは効かないだろう!」と先入観で試しもしなかったことがたくさんあったし、後でやってみて「もっと早くやれば良かった!」と後悔したものも多々。。。(アートセラピーやアーユルヴェーダ)
これからはそんな自分の中の「バカの壁」を壊しながら、さらに取説を充実させて行きたいです。
そして自分のことは自分でしか治せないから受け身にせず、自分のことを少しでも助けてあげるために「自己参加型」のアプローチをこれからも探り続けます。