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F1角田選手のトンデモナサを、ガンダム例えとスタメンオーダーでまとめ

今年必ずマスコミを賑わせる、とんでもない日本人ドライバーが今年2021年からF1デビューする。


角田祐樹。親しみを込めて、つのだ★ゆうき選手と呼ばせてもらおうと思う。


いや、まだファン歴短いので、東京03のカクちゃんについ引っ張られてしまうもので。。


この日本人ルーキーがどれだけ凄いか、最速伝説打線で説明させて頂こうとピックアップしてみたが、まだF1デビュー前なのに、リアルカペタと呼ばれるごとく、一つひとつのエピソードが漫画クラス。


いや、ボクシングの井上尚弥チャンピオンが漫画というフィクションをすでに超えてしまっているのと同様に、もはや笑ってしまうくらいスゴい。


何しろ、つい先日の2021年開幕前最後のテストで、現役最速と言われるフェルスタッペンにコンマ0.093秒の僅差で、二位のタイムを叩き出したのだ。
300km/hで1mの差が0.012秒らしいので、瞬きもできないくらいのわずか数メートルの差である。


しかもF1公式YouTubeのフェルスタッペンとのベストラップの比較動画を見てみると、三分割されたセクターの、第1と第3セクターは角田選手の方が速い。


かつてルーキー時点でそんな目を見張る活躍を見せたのは、チャンピオンクラスのドライバーしかいない。

YouTubeコメントでも、小さいから空気抵抗が小さいだの、それは差別だのと議論が沸騰している。

しかし、そんなとんでもない逸材なのにもかかわらず、日本のマスコミは見てみぬふりをしている。


いやいやいや、世界中のモータースポーツニュースでモルカー並みの大騒ぎだよ。


ということで、例えがちょっと違うという感がしないでもないが、とにかくツノッチは逸材なのである。



* ガンダムで例えるなら


そう、ガンダムで例えるなら、それまで勝てなかったジオン軍(日本人)が、後期型とはいえノーマルザクという非力な機体(ミドル集団のアルファタウリ)で、ガンダム(トップエンドチームレッドブルのエース)と相討ちまで持ち込んだ、バーニー(新兵)そのものと言えるだろう。


いやそれどころか、角田選手は“ニュータイプ”なのではないだろうか。


これまでも、タクマやカムイは日本人としては速かったが、ツノダは現時点でもレベルが違う。ようやく日本人が世界トップと互角に争えるまで来たのだ。気が早いが、悲願の日本人F1初勝利も全然夢ではない。


いや、本人はチャンピオンになると言い切っているのだ。これまでの日本人ならビッグマウスだのと笑われただろうが、知ってか知らずか欧米のマスコミにそれを揶揄する空気はない。


が、しかし、遅かれ早かれ角田選手の、“八度”の年間チャンピオンを目指すという発言が欧米のメディアに取り上げられるはず。


要するに、歴代最多七度の年間チャンピオンである王者ルイス・ハミルトンを超えるという発言は、オリンピック同様に「F1は白人貴族のモノだ」という潜在意識が根底にあるので、角田選手は高い確率でバッシングにあう可能性が高い。


新人が活躍すればするほど、それに対する反動が大きいのもF1の常だからである。ましてや、黄色人種である。



しかし、王者ルイス・ハミルトンも黒人ながら道を自ら切り拓いていった。


角田選手もホンダのバックアップがなくとも、自身で道を創っていくことだろう。


しかし、日本人ならここで角田選手を応援せずにいつするんだ?!ということで、改めて抜粋した「つのだ★ゆうき最速伝説打線」を紹介させて頂こう。
※ガンダム例え同様、この手のフォーマットがよく分からず、コンパクトに書けなかったのはご容赦下さい。



* 「つのだ★ゆうき最速伝説打線」


一番ファースト
2016年全日本カート最終戦鈴鹿で、最下位から25台抜き(!)で優勝。リアル版デイズオブサンダー。ちなみに2位は朝日ターボ。ターボ?!
他にも同じように予選で失敗し、決勝二位が二回あり


二番セカンド
四輪デビュー戦となるスーパーFJでスポット参戦し、二戦両方でブッチギリの勝利


三番サード
テストで乗ったヨーロッパF3で歴戦のドライバーたちより速いタイムをマークし、最終的に一位にまで浮上。
しかもF3に乗ってまだ二度目ということでレッドブルのマルコ爺二度驚く


四番センター
F2初戦でいきなりファステストと、序盤から速さを見せるが、無線トラブルによる不運等あり、後半戦に入ってもスーパーライセンス獲得が難しい状況になる。しかし怒涛の追い上げで、最終戦で首位と15ポイント差の堂々三位でF1昇格を決める。ポールポジションは最多の四回。
しかもクラッシュや自分だけのミスでぶつかったこともなく、リバースグリッドがない予選と第一レースのポイント集計だと優勝していた


五番レフト
ホンダのスカラシップでは三位ながら、中嶋悟の一声「あいつ何とかできないのか?クルマ余ってんだろ」でF4のシートを得る。この縁がなければ、キャリアは文字通りそこで終わっていた。
ちなみにF4時代の彼のヘルメットには、マセキ芸能社のスポンサーロゴがある


六番ショート
ヨーロッパF3では優勝経験のないミドルクラスのチームに所属し一勝をもぎとる


七番ライト
イモラでのF1初テスト時、その後のF2で生かすべく、フロントタイヤの熱入れ方法をアルファタウリエンジニアに訊き、F2本戦で見事ポールポジションゲット。
テスト後、アルファタウリのトスト代表が話をするのを頬杖ついて聞いていた


八番キャッチャー
F3を使ったシーズン前トレーニングで、現役F1ドライバーのランド・ノリスやカルロス・サインツJr.と互角に戦い、タイムでは上回った


九番ピッチャー←いまココ
2021年開幕寸前のプレシーズンテスト最終日に、ルーキーながらガチで現役最速フェルスタッペンとトップ争い。僅差の0.093秒差で圧巻の二位。しかもセクター3つの内、2つは角田選手の方が速かった。
三位のサインツJr.を0.5秒以上離し、五位の王者ハミルトンともほぼ一秒の差。
日本ではロクに報道されないが、同時F1デビューにシューマッハ息子がいるにもかかわらず、世界中のモータースポーツニュースを席巻中。
マルコ爺「彼はまだこのマシンに一日半しか乗っていない。とてつもない…センセーショナルなこと」



追い越し時、空気抵抗を減らすDRS使用時間が多めだったとはいえ、せいぜい0.2秒程度のアドバンテージでは言うほど大した違いではない。そもそも三位のサインツJr.とは0.5秒も差がある。

最終日は皆予選をシミュレートしてタイムを狙うので、すでに実力は証明されたとも言える。


目安となる同じマシンのガスリー(テストは一台を交互に乗る)は、コンディションが午前午後で違うとはいえ、同じC5タイヤで全体11位。角田選手とは1.4秒近く違う。


これは地味に大きな意味を持つ。比べられる基準になるのは、何よりもまずチームメイトだからである。


角田選手はガスリーから風を利用したドライビングや、縁石の使い方を学んだと素直にインタビューで答えていたが、きっとガスリーは誰よりも青ざめているに違いない(ここらへん漫画だと絵になるだろうなー)。

借りた車でオーナーより速いタイムを出すことを、サーキットでは「オーナー殺し」と俗に言われ、オーナーは時に立ち直れないほどの精神的ダメージを負うことも珍しくない。

ガスリーは、彼のためにセッティングされ、自分で乗りやすいように仕上げたマシンを、新人に自分より一秒以上速く走られたのだ。

テストとはいえ一秒差は大きい。単純計算で100m以上の差になる。

タイヤと燃料の重さで違いがあるとしても、ガスリーは平静を装っていても内心穏やかではないだろう。

また、DRS疑惑とまで一部では言われているが、本来DRSは自動で作動するらしいのだ。
つまり、逆に驚くべきは、あれだけ多くの操作ボタンやトリムのある、F1のステアリングを使ってタイムアタックしながら、さらにタイムを削るためにDRSを手動で開閉していた角田選手のすごさだろう。

しかも、2021年型マシンに乗ってたった一日半のルーキーなのだ。とんでもないハートの持ち主であると、ズルいとは違う文脈で語られるエピソードとなっていくのがふさわしい。


ちなみに、私はサーキット初走行時、気づかずにコーナー立ち上がりでウインカーつけっぱなしで走っていた。エッヘン(ФωФ)



* 最後にスタメンに入りきらなかったつのだ★ゆうきレジェンド逸話


○ホンダF1部門トップの山本雅史MDの「肉食うか?」の誘いに、日時指定で返す強心臓。通常ならドライバーにとっては雲の上の存在。
余談だが、F3のヨーロッパテスト参加を告げられた時はTシャツに短パン姿だった


○スポンサーへの対応が甘く、「あなたは嫌いだ」とまでスポンサーに言い切られるが、シーズン途中には熱心なファンになっていた


○F2時代の所属チームカーリンオーナー「彼は速いのにタイヤも温存できるんだ……驚異的だよ」「しかも彼は、マックス(フェルスタッペン/レッドブル)と同じようなモノを持っている可能性すらある」


○F1デビュー前最後のプレシーズンテストを終えたアルファタウリ代表フランツ・トスト
「トラックで彼を見て、彼が最初のコーナーでブレーキをかけたとき『ジーザス、彼はこれほど極端にマシンを減速させる力をどこから得ているのだろう』と思った。祐樹はタフだ。本物の怪物だ。良いことだ」



* ベテラン名伯楽すら意味不明のブレーキングテクニック


つまり、長年モータースポーツに携わって名選手を育てたトストですら、解読不能の異次元ブレーキングなのだ。

タイムを縮めるのも、オーバーテイクするのにも、ブレーキングが肝となるのは言うまでもない。
そんなことを言われる日本人F1選手が出てきたことを誇りに思う。


願わくば、鈴鹿の後くらいかシーズンオフに、外苑のいちょう並木で角田選手のデモランが観れたらと思う。

2018年に[https://youtu.be/2gGFJNJSZ9I:title=フェルスタッペンとガスリーが走った時]も、最後の自然吸気エンジンのクソ甲高い咆哮に、そりゃー興奮したもんである(ホンダのエンジンじゃなかったけど)。


ホンダと角田選手の凱旋があれば、またF1やモータースポーツが日本でも再興するに違いないと思う。
それもあわせて角田選手をこれからも応援していきたい。


頑張れ!つのだ★ゆうき!!



P.S.
今回大変参考にさせて頂いた「オートスポーツ」3/14最新刊は角田選手特集号で永久保存版なので買うべし買うべし。


カペタ作者の曽田先生と角田選手の対談も胸熱。
先生、お願いですんで、角田選手の漫画も描いて下さい!心よりお願いします。

#角田選手 #F1 #ホンダ

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