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テーマパークをホストクラブだと勘違いしている「お客様」が増えた気がする話

最近のテーマパークの利用者に増えたと感じるもの。

それが、テーマパークをホストクラブだと勘違いしている「お客様」だと思います。

例えば、ディズニーランドやディズニーシーはテーマパークであり、アトラクションやパレード、ショーを楽しむ施設です。

しかし、近年増えているのが、キャストに対して「かわいい」「かっこいい」と言いながら無断で写真や動画を盗撮してSNSに投稿する「お客様」です。

他のテーマパークや遊園地でも増えていますよね。

USJやイマーシブ・フォート・東京、西武ゆうえんち等、体験を売りにしている施設ではそういった傾向にあります。

演者である方もいますが、あくまでも彼らはキャストです。
当然ではありますが、肖像権があり、撮影した画像の投稿には許可が必要です。

最近増えているお客様は、電車でスカートの中にスマホを差し入れて盗撮してSNSに晒している人と同じ存在な訳です。

迷惑な話ですよね。

また、そういったお客様は、アトラクションやパレード、ショーを楽しみに来ている訳ではありません。

キャストのファンとして、キャストに会いに行く訳です。
テーマパークはホストクラブか何かでしょうか。

固定のお客様がストーキングする数が増えると、他のゲストが近寄れない状況にもなります。
迷惑なんですよね。

また、お客様は出待ちも行う訳です。
パレードやショーの進行の妨げもします。
もはや異常者ではないでしょうか?

私がお客様と言うのは、もはやゲストでは無いからです。

我々ゲストは、事前にどんな場所なのか、どんなルールがあるのか、ありとあらゆる予備知識を身につけた上で、キャストに迷惑をかけないように行動すべきです。

しかし、近年は「自分たちは客だぞ?」というスタンスの人が増えすぎていて、反吐が出ますよ。

また、SNSが広く普及したことで、自分はキャストでは無いにも関わらず、自分に都合の良いルールを創作して広めて騙す、言わば逆マナー講師のような存在が現れました。

キャストに言われた = ルール
と本気で思っているのでしょうか。

例外的な対応を当たり前だとして広めてしまうと、テーマパーク側は詳細なルール作りやマニュアル作りが必要になってしまい、今のような柔軟な対応がなくなってしまいますよ。

テーマパークを面白くするのはキャストの仕事ですが、テーマパークを面白く無くするのは、いつだって‪害悪なお客様です。

皆さんはお客様ではなく、ゲストとしてテーマパークを楽しめるようにしてください。

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