「志を持って仕事をすること」とは?〜悟り世代の新卒が考えてみた〜
志ってなんだろう。
こんにちは。渡辺真由と言います。大学を卒業して2、3ヶ月の、いわゆる新卒ペーペーです。Honmonoを通して、お仕事をしながらさまざまなノウハウを学ばせてもらっています。
社会のマナーや仕事のやり方、考え方など本当に多くのことを学んでいますが、その中で何より面白いと感じていることは彼らの原動力、”志”です。
志ってなんだろう
Honmono協会に入ると、「志のあるプレイヤーがー…」という言葉をよく聞きます。
私は思いました。
「志ってなんだろう」と。
国語的な意味はわかるのに、実態が掴めない感覚です。
例えで言うと、
「キャビアって美味しいよね、さすが世界三大珍味!」
と言われても、食べたことがない私は
「あー、うーん、さぞかし美味しいんだろうね」
と頭の中で想像した美味しいの範囲でしか答えることができないような、そんな感覚です。
「あの賞を取るために頑張ろう」「このイベントを成功させるために頑張ろう」といった単発的な志はあったと思います。
でも、私自身を含めわたしの周りに、生きていく上での大きな志を持っている人は少ないです。人生の志というものを体感したことがなかったから、そんな感覚だったのだと思います。
Honmonoに入って数か月。「志を持って仕事をすることがどんなことか」なんとなく感じるようになり、輪郭が見えてきました。そこで今回は、私が気づいたHonmono協会の志の2つの定義を紹介したいと思います。
志とは、動き続けるための原動力である
わたしは時々Honmonoメンバーにある質問をしています。
「一生遊んで暮らせるお金があったら、何をして過ごしますか?」
好奇心から出てくる質問です。何がこの人たちを動かすのか、すごく興味があるからです。
今はすごく自由な時代だと思います。わたしみたいな、「新卒で会社に入らない」なんて変な人もなんとか生きていけてしまうくらいです。
「そんな頑張んなくていいよ」とか、
「最低限の暮らしができればそれで良いじゃん」とか。
自由な時代だからこそ、世の中こんな意見は最近増えてきた気がします。まさにその通りだと思うし、異論はありません。俗に言う"悟り世代"のわたしはこの意見にどちらかと言えば賛成です。
一方でそうでない人もいます。仕事をいわゆる自己表現として生きている人たちです。彼らは、
「一生遊んで暮らせるお金があったら、何をして過ごしますか?」
この質問にたいして、なにかしら「動くこと」を選択するのです。立ち止まろうとはしません。
そして、Honmono協会は「動くこと」を選択する人たちの集まりです。誰もが何かしら、自分のやりたいことのために動き続けることを選択します。社会人経験の少ないわたしでも、これが普通のことではない、凄いことだということは分かります。
そしてこれがHonmono協会がHonmonoたる所以ではないかとわたしは思うのです。
志とは、怖さを超越する力を持つものである
Honmonoメンバーのある方に、「仕事をしていて、怖いものってあるんですか?」と聞いたことがあります。
「あるよ」と平然とした顔をして言われました。「ま、まじか」と思いました。こんなにキャリアを積んでいたら、仕事において怖いものなんて無いと思っていたのに…。
でもそれはわたしの勝手な思い込みだったということに気付きました。Honmono協会にいる人たちは、挑戦をし続ける方々の集まりです。挑戦をし続ける限り、「怖い」って誰にでもあると思います。
それでもなぜ進み続け、動き続けられるのか。多分、それを突き動かしているのが彼らの原動力”志”なんじゃないかと思うのです。
Honmono協会は宝箱
ひょんなことからHonmono協会に出会い、内部の深い立ち位置からHonmono協会を見ていて思うことは、Honmono協会は宝箱みたいな場所だということです。
様々なスキルや知識を持ったプロフェッショナルな方々が集まっている、それも確かに宝箱だと思う理由の一つですが、わたしはお酒の場で未来を語り合う彼らの目に宝物を感じます。
プロフェッショナルな人たちを集めようと思えば、お金があれば案外簡単に叶ってしまうのではないかと思うのです。でもそうではなくて、Honmono協会にいるメンバーは志をもって、自ら選んで集まっています。だから輝いた目をして、未来を語る大人がたくさんいるんだろうと思います。
そんな、それぞれの熱い志が集まったHonmono協会は宝箱みたいにいろんな色で輝いて見えます。
Honmono協会で描く未来
Honmono協会に入って、わたしは大きな気付きを得ました。
志をもって生きるということが想像できなかった私は、ただただ名前のない違和感を抱えていて。
でもHonmono協会に出会って、仕事を自己表現に人生の夢を持って、生き生きとしている人たちがいるということを知り、違和感の正体が少しずつ見えてきた気がするのです。
社会人一年目で、このHonmono協会に、そして素敵でかっこいいメンバーに出会えたこと。私にとって史上最大にラッキーなことだったと思います。
まだ自分の生き方は明確に決まってはないけれど、いつか未来を生き生きと語れるように。今は自分の提供できる価値を知るまでの学びのフェーズとして、この大好きなHonmono協会で成長していきたいです。
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