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tipToe.楽曲解説Vol.4 - ハッピーフレーバー

概要

・タイトル ハッピーフレーバー
・ヨミ ハッピーフレーバー
・楽曲番号 05
・作詞 瀬名航
・作曲 瀬名航
・編曲 瀬名航
・振付 花咲なつみ
・制作時期 1年生2学期編「secondDiary.」

コンセプト

tipToe.の中で一番ダメ人間な曲。
だらしなくて生産性がなくてロクでもない。けどなんだか楽しい。

結成初期に都塚寧々がゆるいラップをやる曲を作ろうと画策していたもののどうにもしっくりこなくてボツにしており、そのリベンジをこの作品で果たした。ちなみにもしゆるいラップの曲が実現していたら披露3曲目は「ひとりごと」でなくその曲だった。

公開は1年生2学期編初日、5人体制の初ライブの日になるが楽曲自体は1年生1学期編(4人編成)の時にほぼ完成している。真叶とあみにとっては初の新曲となる。

楽曲

この曲最大の特徴は都塚寧々と日野あみのラップパートで、ラップパートに他のメンバーが合いの手を入れていくという構成。
当初お客さんもメンバーと一緒に合いの手を入れてくれるようになるのかなと思っていたがそうもいかず初披露でいきなり"はぁ、好き"のあとに"オレモー!!"が会心の入り方をして全て塗り替えられた。これ以降、楽曲はお客さんと一緒に作っていくものだなと考えを改めた。

歌詞もそうなのだが微々たるところはあれどBPM(テンポ)の調整ぐらいで殆ど本間からは何もディレクションしてない。初期デモはほんの少しだけ遅かった。

歌詞

メンバーたちからもダメ人間過ぎると言われるぐらいダメ人間な歌詞。本間は「下向いちゃうこと 時々笑うこと どんなわたしでも生きていくよ」という歌詞がとても好きで、そうやって生きていく為にも怠惰な日は必要なんじゃないかなと思う。第1期瀬名曲で唯一歌詞直しナシの一発OK曲。

ラップは2箇所あり、1箇所は前述の通り寧々に歌ってもらうつもりだったが、4人編成の時もう1箇所を誰が歌うか長らく決まっていなかった。しかしそんな時に日野あみの加入である。今考えれば誰がどう考えても1回目のラップは寧々で2回目のラップはあみで間違いないが、2回目のラップの歌詞はあみありきで書かれたものではないのでこんなにハマることが不思議。ちょっと記憶が曖昧なのですが、もし4人編成の時にこの曲をやっていたとしたら2番目のラップ誰になったんだろう。

ラップは何度もニュアンスにこだわりながらボーカルレコーディングをした。特に「ちょっとわかんないや。。」と「はぁ、好き。。」は何回も録った。この曲で寧々の早口が得意という事実を知る。あみには「あみは新メンバーだからライブごとに『はぁ、好き。。』で3人はファンを落とそう、そのつもりで歌って。」と力説。

"ハッピーフレーバー"は造語。メンバーからは定期的に「ハッピーフレーバーってなんなの!?危ないクスリ!?」といじられる。

ラップパートは3年目の生誕で披露した花咲なつみバージョンも存在している。披露したのは生誕の時とあみが欠席した3年生全国ワンマンツアー大阪会場のみ。つみ専用歌詞はこちら。
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最高に素敵なお姫様
君にそう思ってもらえたなら
わたし一人の力じゃないよ
いつも助けてくれてありがとう
何かお返しできないかな…?
わたしに出来ることあるかな…?
(他のメンバーが自分の食べたいものを言いたい放題言う)
…え??そんなに??
もう、仕方ないなぁ。。
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雑記

過去にライブイベントで"ハッピーフレーバー"という名前のカクテルを出したことがある。

振り付け担当はつみ。つみの振り付けデビュー作で評判も良い。MVはASCANさんによる全編アニメーションになっており、つみ考案の振り付けを簡略化してアニメで再現している。

「あ、この子可愛い 〜 はぁ、好き。。」の部分の振り付けは時々変わっていて、組体操をやっていたり卍ポーズをしていたり、メンバーが好きに決めている。

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