半月板・関節唇障害を見るうえでこれだけは知っておきたい病態と回復過程
損傷タイプと重症度
半月板損傷
半月板は、大腿骨顆部と脛骨プラトーの間にあるC型をした線維軟骨である。荷重負荷に対する緩衝機能の他に、関節の安定性保持、回旋運動の許容、潤滑などの役割がある。
半月板損傷は単独で損傷する場合もあるが、靭帯(特にACL)損傷に合併する場合もある。受傷機転は、外傷、先天的な形状に起因するもの、加齢による変性に起因するものがある。外傷性の場合、繰り返される軽微な外傷や捻りや衝撃などの大きな外傷によるものと、前述のACLとの合併症があり、以下の7つのカテゴリーに分類される。
損傷パターン(形態による分類)
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