
今更聞けない?お酒の種類の話
世界にはたくさんのお酒が存在します。
お酒が変われば飲み方、楽しみ方も変わりますし、当然人によって好みも分かれます。
今回は、知っているようで知らないお酒の種類をご紹介します。
醸造酒と蒸留酒
お酒はその造り方によって、大きく醸造酒と蒸留酒に分かれます。
(正確には梅酒などの混成酒もありますが、今回は割愛します)
醸造酒はビールやワイン、日本酒などが該当し、蒸留酒はウィスキーや焼酎、ジンなどが該当します。
醸造酒は穀類や果実を発酵させて造りますが、一方の蒸留酒は、醸造酒をさらに蒸留することで造られます。
これにより同じ大麦が主原料でも、造り方によってビール(醸造酒)にも、ウィスキー(蒸留酒)にもなります。
この造り方の違いにより、一般的には蒸留酒の方がアルコール度数は高くなります。
痛風対策には蒸留酒がいいって本当?
よく「ビールは痛風になりやすい」「焼酎なら大丈夫」といった話を聞くことがあります。
これはプリン体の含有量が根拠とされており、確かに、一般的なビールには多く含まれる一方、蒸留酒は全体的に低い(特に25%焼酎では0)傾向があります。
しかし、実はプリン体は全体の7~8割が体内で作られ、食事からの摂取は2~3割と言われています。
そもそものアルコールが体内での分解時に尿酸値を高めるため、痛風が気になる方はアルコール摂取量自体を見直した方が良さそうです。
今回はお酒の造り方に焦点を当ててみました。
知識が増えると、お酒もより楽しめるのではないでしょうか。
ぜひたくさんのお酒を楽しんでくださいね。
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