鶴・ism つる・いずむ 第15号~鶴暮らしを楽しくする情報誌~
【鶴の風景】 ~上鶴の稲荷様と本町一の大樹~
ここは上鶴、倉田Sさんの家の向かい側の道路下に、稲荷様が祀られているのを皆さんはご存じでしょうか?
私は倉田Kさんに教えられて初めて知りました。以前ここはKさんのお父さんである、Tさんの生家があった敷地内だそうです。
現在は空き地で鬱蒼とした木々に囲まれていますが、倉田Tさんと倉田Kさんのお宅二軒で、毎年2月にお祀りをされているそうです。
お社を令和元年に、鳥居を令和2年に建替え、大切に守られています。
社の傍らにはびっくりする程大きな樹木が天高くそびえ、枝葉が頭上を覆っています。
Kさんと二人で幹回りを測ってみたところ4.56mもありました。直径に換算すると1.45mとなります。
以前、鈴木神社の田口宮司がこの樹を見て、これは本町で一番大きな樹ではないだろうかと言われたとか・・・
残念ながら私の乏しい知識では樹種まではわかりませんが、この大きさだと、樹齢150年~200年ではないかと想像できます。
150年前なら明治5年、200年前だと文政5年(江戸時代後期)です。
その昔からずっとこの鶴地区を見守り続けてくれていたと思うと、とても大切な存在であり、鶴の守り神のような威厳を感じます。
できれば今後、この樹の種別と正確な樹齢を調べてみたいなと思いながら、これからもずっとずっと、鶴地区の行く末を見守り続けて下さいと、お参りした次第です 💖 (畑元正司)
第18回本町鶴まちづくりの会のご案内
日時:令和4年11月5日(土)19:00~20:30
場所:鶴地区自治公民館
内容:1.天草暮らし体験ツアー ホストファミリー説明会
2.天草暮らし体験ツアー直前打合せ
3.「令和5年おねんぼ」計画について
鶴の懐かしい写真を募集します❣
本町鶴まちづくりの会で、鶴地区のアルバムを作ろうという事になりました。
ご自宅にある鶴の風景や祭りの様子など、懐かしい写真がありましたら、お貸しください。コピーしてお返しします。
沢山の写真が集まり、賑やかなアルバムがで来ますように!
「あまくさ暮らし体験ツアー2022」 鶴で開催決定‼
まちづくりと空き家対策等の活動を続けている一般社団法人 天草地域総合研究所は、天草市からの委託を受け「あまくさ暮らし体験ツアー2022」を開催することになりました。
今回は本町鶴地区を舞台に、天草への移住を考えておられる方を対象に、古民家のリフォーム体験をしてもらうという企画を進めております。
11月11日金曜日から13日日曜日まで2泊3日の日程で、鶴の民家にホームステイをしながら、鶴地区の皆さんと交流していただきます。
参加者は全国各地から最大15名を募集しており、ホストファミリーは10件を予定しています。
そして、リフォーム体験は田代公園の上にある「瀧の家」(たきのや:旧瀧平家)で外壁の杉板張りや土壁塗り、障子紙貼り等をプロに教わりながら体験していただきます。
歓迎晩餐会や田代公園でのおにぎり昼食、夕食のバーべキュウ等々、交流の機会も盛りだくさんで、楽しいイベントになりそうです。
過疎化の進むこの山村集落に興味を持ち、移住してみようかなと思ってもらえたら、それだけでも鶴地区の行く末に光明が見えて来るはずです。
本町鶴まちづくりの会は、参加者に鶴地区の良さを大いに感じ取っていただけるように、せいいっぱいおもてなししたいと考えております。
宿泊先としてのホストファミリーも募集しています。
うちに泊めてあげてもいいよと言われる方がありましたら、詳しく説明しますのでご連絡ください。
都会から来た親せきをおもてなしするつもりで、気軽に接して頂けたら幸いです。
また、12日は一日中田代公園の周辺にいますので、覗いてみてください。昼食・夕食の参加も大歓迎です。 (畑元正司)
【編集後記】
朝晩は肌寒い季節となってきました。炬燵もそろそろ出さなければと思う今日この頃です。
本渡の商店街と鶴地区では2度から3度気温が違います。
鶴地区の中でも田代と下鶴では1度ほど違う事に最近気付きました。
多少でも標高が高い田代の方が気温が低いだろうと想像していたのですが、実際は下鶴の方が低いのでびっくりしました。
これは恐らく、下鶴のすり鉢状になった盆地のような地形が、その原因の一つだと考えられます。
これから本格的な冬に向かってどんどん寒くなると思われます。
インフルエンザとコロナの同時流行も危惧されていますので、体調管理をしっかりして、明るく元気に新年を迎えられるように準備したいですね ❣
令和4年11月 1日 編集・発行: 世話人 畑元正司
本町鶴まちづくりの会 会長 平田正和 事務局 倉田芳昭